今日からでもすぐに取り入れられて、
- コードをよりクリーンにできる、とか
- 工数を削減できる、とか
そんなTipsを紹介していく記事シリーズです。
「知らなかった」「気づかなかった」「忘れていた」そんな誰かの役に立てば幸いです。
前提環境
- Xcode 11.3.1
- Swift 5.1.3
割とメジャーなStoryboard IDの用途
こちらの記事にあるように、
画面遷移をコードで行う場合に、StoryboardからUIViewControllerのインスタンスを取得するために使う、という用途です。
【Swift】画面遷移の方法まとめ - Segueを使わない画面遷移
(たぶん)マイナーなStoryboard IDの用途
Storyboard Referenceによって、Storyboard-AからStoryboard-Bに遷移する場合に、Storyboard-Bの先頭じゃなく後方のUIViewControllerに遷移したい時に使う、という用途です。
例
Storyboard-B(遷移先)
後方のViewController(この例ではFourthViewController)に任意のStoryboard IDを設定しておきます。
Storyboard-A(遷移元)
↑FirstViewControllerからStoryboard-BのFourthViewControllerに遷移する導線があります(赤枠部分)。
↓このStoryboard Referenceで、「Referenced ID」に上で設定したStoryboard IDを指定します。
そうするとFirstViewControllerからStoryboard-BのFourthViewControllerに遷移できます。
このように、Storyboard IDをうまく使うことで、1つのStoryboardで複数の導線をカバーすることができます。