プロビジョニング・プロファイルって何よ?
初学者用に記載しておきます。ご存知の方は読み飛ばしてください。
iOSアプリでは、コード署名とプロビジョニングによって、怪しい「野良アプリ」を配布できないように抑止しています。
少し前の記事になりますが、以下の記事中のイメージ図がわかりやすいと思います。
(参考リンク)iOSアプリのプロビジョニング周りを図にしてみる
- こちらの記事にある通り、プロビジョニング・プロファイルには「App ID(Bundle ID)」「開発者の証明書」「実機テスト用端末のUDID」が含まれています。
- プロビジョニング・プロファイルに、これらの情報が正しく(開発者の想定通りに)設定されていないと、「アプリがビルドできない」「実機にアプリがインストールできない」などのトラブルに見舞われます。
Xcode 9.3時代のプロビジョニング・プロファイルの中身の確認方法
- Xcode 9.3のバージョンアップに伴い、Finderの「クイックルック」にて、こんな感じで確認できるようになりました。

- Macに登録されているプロビジョニング・プロファイルは以下の手順で見つかります。
- Finderにて、[Shift] + [Command] + [.] で隠しファイルを表示するように切り替える。
- (ユーザー) > ライブラリ > MobileDevice > Provisioning Profiles を開く。
以前は専用のツールが必要でしたが、簡単に確認できるようになりました。
何年か前から比べたら、プロビジョニング周りは徐々に改善されている気がします。