はじめに
私が案件先で、JP1/SNMP System Observerを使用しているので、JP1/SNMP System Observerがどういうものなのか、どんなことができるのかまとめてみました。
JP1/SNMP System Observerとは
ネットワーク上のサーバのシステムリソースやプロセスおよびサービスを監視するソフトウェアです。しきい値を設定したり,プロセスが停止したりした場合,またはサービスの動作状態の変更を検知した場合に,イベントを発行して管理者に知らせることができます。主にリソース監視、プロセス監視ができます。
どんなことができるのか
実際どのような場面で使用するかというと、リソース監視であれば対象サーバのCPU利用率,メモリ使用率,ファイルシステム使用率などの情報を確認したいときに使用されます。しきい値設定も行えるので、例えば対象ドライブのファイルシステム使用率が80%以上になったとき警戒域または危険域を設定していればイベントを発行し通知してくれる機能があるためドライブの容量が枯渇するまえに気づくことができます。
プロセス監視に関しては監視したいプロセスを設定し、対象のプロセスのステータスに変化があった場合イベントを発行して通知してくれますので、例えばプロセスが意図せず停止しても即座に気づくことができます。
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
JP1/SNMP System Observerがあるとリソース、プロセス監視している物に関しては何かあった場合すぐに気づけるのでシステム保守をしている身からすると便利なシステムだと思います。