目的
Pythonの基本文法を得ること(初心者向け)
内容
Pythonにおけるdict(辞書)、set(集合)の練習問題。
簡単な解説付き。
練習問題一覧
- 課題1
- 下のディクショナリ型のデータを使って、
data = {"first": "Naomi", "family": "Osaka", "country": "Japan"}
条件
- print文で「Naomi Osaka」と出力してください。
- for文を用いて、以下のように出力してください。
first : Naomi
family : Osaka
country : Japan
- 課題2
- 下のa,b に関して、和集合、差集合、積(交わり)、排他的論理和(対象差)を
出力してください。
- 下のa,b に関して、和集合、差集合、積(交わり)、排他的論理和(対象差)を
b = {0, 2, 4, 6, 7, 8}```
以上の問題です。頭の体操程度にやってみてください。
# 答え
※答えは一例です。
- 課題1の答え
```python:dict.py
data_dict = {"first": "Naomi", "family": "Osaka", "country": "Japan"}
for key in data_dict:
print(key,":",data_dict[key])
- 1行目 : 与えられた辞書
- 2行目 : 辞書のキーを取り出すループ
- 3行目 :
data_dict[key]
で辞書の要素を取り出す
first : Naomi
family : Osaka
country : Japan
求められていた答えと同じですね。では、課題2へ。
- 課題2の答え
set.py
a = {1, 2, 3, 4, 5, 7, 9}
b = {0, 2, 4, 6, 7, 8}
# 和集合
a_b = a | b
print(a_b)
# 差集合
a_b = a - b
print(a_b)
# 積(交わり)
a_b = a & b
print(a_b)
# 排他的論理和
a_b = a ^ b
print(a_b)
演算子の簡単な説明
-
|演算子
: 各setの重複しない要素を全て含んだ集合を得ることができる。 -
-演算子
: Aの要素から、Bに含まれる要素を取り除くことができる。 -
&演算子
: 両方に共通して含まれる要素だけを抜き出すことができる。 -
^演算子
: 両方に共通して含まれる要素だけを取り除いた、要素の集合を得ることができる。論理演算の排他的論理和(XOR)のような操作。
{0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9}
{1, 3, 5, 9}
{2, 4, 7}
{0, 1, 3, 5, 6, 8, 9}
のように表示されれば正解です。setで使う演算子はよく忘れる。。。
筆者のコメント
TF-IDFについて勉強中。まとめているうちに混乱してきた。。。