1. はじめに
株式会社TechoesのOです。
今回は、Google ChromeでOTPを自動入力したり、バックアップファイルを暗号化したり、安全かつ簡単にMFAが行える拡張機能についてまとめました。
2. 実行環境
- Google Chrome
3. 設定方法
- 拡張機能 (Authenticator)を追加
- 拡張機能をピン留め
- QRコードをスキャンして拡張機能に追加
- 点線枠内にQRコードを入れる
- 読み取りが完了すると通知される
- 下記のようにOTPが表示されれば初期設定完了
- 設定から自動入力をONにすると対象のOTPをクリックだけで自動入力
- セキュリティ設定 : パスワードの設定
- パスワードを入力 → 設定
- パスワードはバックアップファイルにも使用できるため必ず設定する
- 設定が完了すると拡張機能を開いたとき、下記のように表示される
- バックアップ設定 : バックアップファイルのダウンロード / インポート
- パスワードを設定するとバックアップファイルにもパスワードがかけられる
- クリックするとJSONファイルがダウンロードされる
- バックアップのインポートをクリックすると下記画像の画面に遷移される
- ダウンロードしたファイルを選択し、パスワードを入力すると復元完了
4. まとめ
スマホを開かずにMFAができるので、AWSのアカウントを切り替えなどがとても快適になりました。バックアップもパスワードを設定したファイルで管理できるので、安全かつ簡単にバックアップできました。スマホのみでMFAを行っている、またはハードウェアMFAがない場合は、サブのMFAとして設定しておくと、万が一に備えられるのでおすすめです。
5.参考記事