自宅環境について(概説)
- 自宅は訳あって実家の戸建て2階建てとなります(いい加減一人暮らししたい…)
- 画像に記載はありませんが自宅の固定電話がIP電話であり、IP電話対応のルータを所持してないのでAtermのルータから直接繋いでいます。ルータのDHCP機能やNAPT機能もそのまま利用しています。
- 1Fと2Fは有線で接続していますが、1Fエアコンの穴から一度外に出て、2Fエアコンの穴から入ってます。カテ5eの古いやつで、普通に屋内用のケーブルです。これ切れたら死ぬ。
無線環境について
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1Fと2Fの両方にCiscoの11n対応AP(AIR-LAP1142N-P-K9)を置いて、1FにあるWLCでコントロールしてます。
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家庭内の機器はほとんどがwlc経由のAPに接続していますが、11nの速度で全く問題ありません。
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2.4Ghzのみの運用だと、電子レンジを使用した際にブチブチ切れるので、一時期2.4Ghzを無効化していました。が、、簡易的な機器(raspberry pi含む)が5Ghzに対応していないことに気づき、現在は2.4Ghz, 5Ghzともに運用中です。
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YamahaのWLX202が2Fに接続されており、5Ghzのみで運用しています。こちらは11ac対応なので、高速で繋ぐ必要がある機器メインで繋いでいます。将来的に4K動画が主流となった場合は、テレビを11acに接続する必要があるのかなと思ってます。
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無線APは全てPoEで繋いでいます。
10Gbps化について
- 1FのCatalystが10Gbps対応のSFP+ポートを2つ持っているので、それぞれサーバとNASにDACで接続しています。サーバ-NAS間だとほぼ10Gbpsほどの速度が出ますが、他の機器が対応してないので限定的です。
- 全機器を10Gbps化する予定はございません。理由として、ほとんどの通信が1Gbpsで問題ないためです。そもそもInternet側が10Gbpsに対応してないので、イントラネットだけの自己満足の世界になります。
チーミングについて
- 一部の機器でチーミングを実施しています(楕円で包まれたNWケーブルがチーミング対象です)
- チーミングによって1Gbps -> 2Gbpsになると思いがちですが、色々な理由があって、少なくとも自宅環境ではまず2Gbpsにはなりません。仮に一本が故障した際に、サービスが継続出来るようにするためのものです。
ASAが内側にある件について
- 自宅環境にCisco AnyConnectでVPN接続することが目的だったので、内側に配置しています。普通であればルータの外側に配置するので、少し特殊な配置方法かなと思っています。(通常はInterfaceにinsideとoutsideがありますが、LAN内設置なのでinsideしかありません)
その他
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各機器のファンがうるさすぎて日常生活に支障をきたすレベルなので、低回転ファンに換装することをオススメします。特に1FのCatalyst2960はうるさすぎたので低回転ファンに換装しました。
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データセンタのように常に空調が機能しているわけではないので、夏場は特に温度が上がりがちです。Zabbixなどによる温度管理を行うと共に、必要であれば置き場所の変更やファンの変更、本体上部へ冷却フィンの設置などを考える必要があります。熱暴走による装置故障より何より火事が怖いので、自宅では火災報知器の設置もしております。
↑サーバについてるiLo付属の外気温計です。最大で34度まで外気温が上がっています。
- コンセントから電源タップなど、電源配線が複雑になる上に、配線自体が熱を持つので、機器本体を含め火事にはお気をつけください。定期的にほこりの掃除と、電源周りの確認(半刺しになっていないかなど)は重要なルーチンワークです。
- ケーブルですが、1Gbps環境であればカテ5eで全く問題ありません。新規敷設をお考えの方はカテ7以上にしておくと、後々に10GBASE-Tに対応させることが出来て良いかなと思います。
- 電気代は月に1万円くらいです。高いですよね。驚きです。
- Wi-Fi6(11ax)の導入については悲観的です。周辺機器含め、自宅環境で導入するにはまだまだコスパが見合わないと思っています。