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【echoAR】echoARのサンプルシーンを試してみた

Last updated at Posted at 2020-10-16

はじめに

今回はノンコーディングでWebARができるということでechoARというサービスを試してみます。

echoARとは

AR、VR用のクラウドプラットフォーム。
ドキュメントやチュートリアル豊富に提供されており、Unity、flutter、NodeJSなど複数のSDKも公開されている。

①ホームページにアクセス

Start Now for Freeからアカウントを作成します。

アカウントには以下の3種類がありますので、適切なプランを選択する。
今回は個人で試すだけなので、individualsを選択しました。
価格設定に関しての詳細は公式ホームページに記載されてます。
https://www.echoar.xyz/pricing

コンソールに移動

アカウントを作成すると、登録メールアドレスにメールが届き、コンソールに移動することができます。

今回は、チュートリアルからCOVID-19ビジュアライザーの作り方をやってみます。

Githubに移動

チュートリアルをクリックすると、サンプルシーンのGithubに遷移します。
https://github.com/echoARxyz/Unity-echoAR-demo-COVID19

Unityで新規プロジェクト作成

GithubにUnityの対応バージョンが記載されていないため、とりあえずLTSで作成しますか。
ってことで2019.4.0f1で作成しました。

echoAR UnitySDKをインストール

UnitySDKをインストールします。
コンソール内からインストールできるんですね。

Unityパッケージがダウンロードできるので、
作成したUnityプロジェクトに入れます。

Githubからサンプルシーンをプロジェクトに追加

Unity-echoAR-demo-COVID19をZIPでダウンロードし、
Unityプロジェクトに追加します。

んー、エラーが出ましたね

既にありますよ!!ってCustomBehaviourからエラーを吐いてます

よく見たらサンプルシーンの方で上書きしてくださいとの記載があり、echoAR UnitySDKとサンプルシーン両方にCustomBehaviourがあったので、1つ消しました。ってことで解決。

APIキー入力

echoAR/Examplesにあるsumpleシーンを開きます。
ここで再生を押しても下記エラーが表示されます。

Key '' not found!

APIキーが見つからないということなので、
APIキーを入力しましょう。

APIキーはコンソールの上部に記載されてます。
また、アカウント登録した際に届いたメールにも記載されてます。

これをコピーし、echoARオブジェクトのAPIKeyに貼り付けましょう。

echoARにモデルを追加する

echoARブラウザに戻り、「クラウド追加」から
サンプルシーンのmodelにあるearth_obj.glbを入れます。

「どこでも」を選択し、完了する。

データを入れる

サンプルシーンのmodelにあるmetadata.csvを入れます。
この時、データに事前に追加したモデルの情報が追加されてますので、そこに追加し、モデルと紐付けます。


データの追加、削除等は公式のチュートリアルに詳しく記載されております。
https://docs.echoar.xyz/web-console/manage-pages/data-page/how-to-add-data#adding-metadata

Unityで実行する

UnityEditorで実行してみます。
無事にモデルが表示できました。

Androidで確認する

何のエラーも出ず、ビルド、確認できました。

マーカー認識でオブジェクトを表示してみる

マーカー認識には2種類あります。

名前 アクション
See on the floor マーカー認識後、認識した平面にオブジェクトを配置する
See on an Image マーカー認識後、マーカーからの相対位置でオブジェクトを配置する

登録したモデルの下記ボタンを押して、QRコードを表示します。

そのQRコードをスマートフォンで読み込むことでカメラが立ち上がります。

以下はiOS、Androidでマーカーを認識した際画像

Android See on the floor

Android See on an Image

iOS See on the floor

iOS See on an Image

Android、iOS両方で確認できました。

まとめ

individuals(無料版)で出来ること 備考
echoARのクラウド使用 モデルデータなど諸々の管理ができる。各々に割り当てられたAPIキーで取得可能
平面検知表示(WebAR) Androidはmodel-viewer、iOSはARQuickLookが起動する
マーカー表示(WebAR) 正面、鋭角からの精度は良かったが、ライブラリ未確認

平面検知表示、マーカー表示は本当にノンコーディングで出来ました。
また、公式チュートリアルやドキュメントが豊富にあったため、比較的容易に実装できました。

おわりに

今回はechoARの複数ある中の1つのサンプルを試しました。
今後もARに関する記事を書いていきたいと思います。

参考

echoAR公式:https://www.echoar.xyz/
echoAR公式ドキュメント:https://docs.echoar.xyz/
Unity-echoAR-demo-COVID19 Github:https://github.com/echoARxyz/Unity-echoAR-demo-COVID19

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