11/28(現地時間)にre:Invent2018では2回目となるキーノート(基調講演)イベント「Global Partner Summit」に参加してきましたので、その場で発表された新情報をざっくりお伝えいたします。
Global Partner Summitとは?
AWSのパートナー企業に向けたプログラムの紹介と、パートナー企業の事例紹介が主な内容となります。
Monday Night Liveとは異なり、技術的な新サービスの話などはほとんどありません。
今回は午前8:30から開始でした。場所はMonday Night Liveと同じベネチアンです。
7:30の時点ではまだガラガラでした。
開演までの間、DJのお姉さんがステージ上で一人で延々とダンスしてました。
発表された新情報
新情報の発表スライドなどポイントを絞っての紹介とさせていただきます。
パートナーティアレベルの名称変更
今回の発表の中で、当社に最も影響がありそうな内容です。
これまでの「スタンダート」レベルは「セレクト」と名称が変わります。
合わせて要件やメリットなども変更となるそうです。(要調査)
AWS Container Competency
パートナー企業の認定プログラムの一つ「コンピテンシー」にコンテナ認定が加わります。
(コンピテンシーはアドバンスパートナー以上が対象となるので、今のところ当社は対象外です)
AWS Device Qualification Program & AWS Partner Device Catalog
AWS Marketplace for Containers
マーケットプレイスでの販売内容にコンテナが追加されました。(これまではEC2向けのAMIが主)
マイクロサービスやDevOpsなどの流行もあり、コンテナサービスの需要は依然として高いようです。
Private Marketplace
パートナーが独自にカスタマイズ可能なマーケットプレイスです。
権限管理が可能とのことなので、企業内利用での許可外のソフトウェア導入の制限などに使えそうです。
その他のトピック
AWSのビジネスは相変わらず堅調なようです。
vmwareとのパートナーシップも順調とのこと。
Windowsが稼働しているパブリッククラウドの割合グラフです。
AWSが57.7%と本家マイクロソフトAzureの30.9%を大きく引き離している点が面白いです。
データアナリティクス分野も活況なようです。
Monday Night LiveではSageMaker Neoも発表されてました。
AWS CEOのAndy Jessyの話では次のようなポイントが印象的でした。
- 多くの顧客は一刻も早くデータベースを移行したがっている
→脱Oracleしたがっている。 - リレーショナルデータベース(Oracle)はもはや古い。マイクロサービスにも合わない。
グラフDBが合致する要件も増えてきた。