共有ファイルサーバーでGit管理する！

お疲れ様です。

タイトルの通り、共有ファイルサーバでGit管理する方法を備忘として残しておきます。
権限の関係で、clone出来ない状況を経験したので、その場合の回避方法も記載します。（あくまで私の解決方法なので、すべての方に適応するとは限りませんので悪しからず）

※前提：Gitクライアントは各人のPCにインストールされていること
→「git for windows」入れましょう。

その1

シンプルにbareリポジトリのみを作成。
プロジェクト開始時に誰かがbareリポジトリを以下手順で作成します。

リモート（中央）リポジトリとして管理したいディレクトリを「current/remote.git」とします。
リモートに乗せたいプロジェクトのディレクトリを「current/local」とします。

1. リモートリポジトリとするディレクトリに、bareリポジトリを作成
2. ReadMeをcommit、pushしておく
3. 第三者がcloneする
4. 終わり

$ pwd
// current/remote.git
$ git init --share --bare // 中央リポジトリを作成
$ cd current/local
$ git init // リポジトリ作成
// ReadMe作成してコミットまで実行
$ touch ReadMe.md
$ git add .
$ git commit -m "first commit"
// localリポジトリからremoteリポジトリを設定しpush
$ git remote add origin current/remote.git
$ git push origin master
// 第三者がcloneする
$ git clone /current/remote.git

その2

別の環境で同様の手順を試みたのですが、第三者がcloneする際にエラーにより実行できなかった時のやり方です。

中央リポジトリを「current/bare.git」
リモートに乗せたいプロジェクトのディレクトリを「current/nonbare」とします。
どちらも、ファイルサーバー上のパスになります。

1. ファイルサーバー上にnonbareリポジトリを作成
2. nonbareリポジトリに1commitしておく
3. ファイルサーバー上から、1で作成したnonbareリポジトリをbareリポジトリとしてclone
4. 以下同じ

$ pwd
// current/nonbare
$ git init
$ touch ReadMe.md
$ git add .
$ git commit -m "first commit"
$ pwd
// current/bare.git
$ git clone --bare current/nonbare
//　第三者がcloneする
$ git clone current/bare.git

その2の場合は、hooks作成して、bareリポジトリのmasterにpushされた時に自動で、nonbareにも更新を反映させられると後ほど（多分）便利だと感じる時が来ます。

終わりに

ざっと備忘を残しました。誤った認識の箇所あるかもしれませんが、運用は問題なく行えています。日々精進して、正しい構成が判明次第記事をブラッシュアップしていきます。