はじめに
生成AIやエージェントについて最近思っていることを書いています。
調べきれていない部分もありますがざっくばらんに書いています。
ソフトウェアエンジニアは生成AIに仕事を奪われるのか
まず、AIを活用して業務の効率化出来るスキルが無いと厳しいと思います。生成AIを全く活用出来ていない企業と活用している企業では差が顕著に出るからです。同じ結果になる手作業と機械作業の差と同じです。
また、AIは一般的な技術であればものすごく強いですが、例えばその企業のドメイン知識や社内だけのルール、設計方針、セキュリティ対策などは知らないので、それらを把握した上で設計やAI活用できるエンジニアはしばらく生き残れると思います。逆にそういうことはしておらず上位者が考えたタスクをこなしているだけのエンジニアは淘汰されてしまうかもしれません。コーディングが早い等では勝てない世界になるためです。
まだ2~3年は大丈夫でしょうが、今の加速度を持ってAIが進化していくと過程すれば想定より早くその時がくるかもしれません。
なぜ生成AIは使われないのか?その理由と対策
道具の使い方を知らず、体験出来ていないからだと思います。人は不明なものや変化に恐怖を抱きます。(特に日本人は不安になりやすいようです)私の身近な話をすると、パソコンを初めて触った時怖かった覚えがあります。パソコンは便利と知っているにも関わらずです。
人からこれすごく良いから使ってみてと言われても使わないのは、新しい道具を使うことによる成功体験が少ないのではと思います。
※そもそも忙しすぎて試している暇が無いのかもしれません。
対策としては、一人でも良いと感じた人がいるならその方がリーダーシップを持って、ハンズオンなりで体験をさせるのが良いと思います。
あとやる気はあるが、流れが早すぎてキャッチアップできずついて行けないパターンも考えられますね。そう思っている仲間を見つけてお互いに得た知識を補完し合うと良いと思います。
生成AIによる知識の平均化について
AI系の動画見たりや本を読んで、こういう話があり面白いと思ったのですが
いままで30点40点だった人がChatGPTなどを活用することで、60~80点の結果を出せるようになるため、60~80点ラインの点数が普通になるということです。今まで60~80点で仕事していた人の需要が減ると思われます。
逆に良いこともあって、私はエンジニアですがチャットやメールでの文章作成能力は30点くらいなもので、それをGPTに聞くことで60点になる上に素早く文章作れるというメリットもあります。
ちなみに0~10点くらいの方は、どういう依頼を出したら良い結果が出てくるのかそもそもわからないので難しいです。私も例えばロケットの作り方は全く知らないので、依頼内容がかなり抽象的になるし、GPTの回答の良し悪しが判断できないです。
最後に
ここまでお読み下さった方ありがとうございます。
未来は誰にもわかりませんが、だからこそ「今のカオス」を楽しみつつ、
- 業務で活かせることがないか?
- チームや部署の効率化に使えないか?
- 逆に社外の人たちはどうしているのか?
といった視点で、小さな改善と適応を続けていくことが大切だと感じています。