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AIコードエディタ「Windsurf」でiOSアプリの機能追加を試してみた

Last updated at Posted at 2025-03-15

はじめに

AIコードエディタ「Windsurf」を使って、iOSアプリの機能追加を試してみました。本記事ではその導入から実際の使用感、感想をまとめます。

Windsurfとは?

WindsurfはCodeiumが提供するAI駆動のコードエディタで、コード補完やデバッグ支援などができます。またChatGPTのようなAIアシスタント機能も搭載されており、Copilot AgentやCousorなどと同じく開発の効率化を図ることができます。

使用環境

  • Mac mini (M4, macOS 15.3.2)
  • Xcode 16.2
  • Windsurf 1.4.6

Windsurfのセットアップ

  1. Windsurfをダウンロードしてインストール
    以下からダウンロード可能です。
    https://codeium.com/windsurf/download_mac
  2. 起動からGitHubアカウントでログイン(Googleなどでも可能)
    Start freshを選択 
    スクリーンショット 2025-03-15 10.52.29.png
    VS Codeの設定を使いたいのでDefaultを選択
    スクリーンショット 2025-03-15 10.52.37.png
    テーマはDarkを選択
    スクリーンショット 2025-03-15 10.52.45.png
    初めて使うのでSign upを選択
    スクリーンショット 2025-03-15 10.52.52.png
    Sign up with GitHubを選択
    スクリーンショット 2025-03-15 10.53.05.png
  3. iOSの個人開発アプリのプロジェクトを開く
    こんな感じになる。右側のパネルがなかったらこれVS Codeと言われても信じるレベルでUI一緒!と思ったらWindsurfもCursorと同じくVS Codeのフォークだった。
    スクリーンショット 2025-03-15 10.54.50.png
    右側のパネルで指示ができます。モデルも選べてこんな感じ、モデルごとに消費するクレジットが違いますね。
    スクリーンショット 2025-03-15 10.55.02.png
    とりあえず私はClaude 3.5 Sonnetのままにしました。

追加する機能

さっそく機能追加してもらおうと思います。

アプリはSwift Dataを使っているのですが、保存されているデータをサクッとデバッグしたいので専用画面を作ってもらうことにしました。プロンプトは以下のように詳細ではなくざっくり指示にしてみます。

スクリーンショット 2025-03-15 10.56.03.png

すると該当のファイルを読み込んでDebugViewを作ってくれました。Swift DataはEmotion.swiftで合ってます。
スクリーンショット 2025-03-15 10.56.26.png
スクリーンショット 2025-03-15 10.57.15.png
試しにXcodeでビルドしたらエラーが出てます。
スクリーンショット 2025-03-15 10.59.21.png
エラー内容や解決方法は指示せず、ビルドして解決してもらいます。
スクリーンショット 2025-03-15 10.59.54.png
エラーを特定して修正後、ビルドが成功してます。
スクリーンショット_2025-03-15_11_00_40.png
スクリーンショット 2025-03-15 11.01.14.png
スクリーンショット 2025-03-15 11.02.41.png

ちゃんとViewフォルダの下にDebugViewを作ってくれてますね。
スクリーンショット 2025-03-15 11.04.17.png

ただDebugViewを表示すると何も表示されないという状態になったので、そこら辺はもう少し詳しいプロンプトでの指示が必要そうです。でも追加するコードの位置に間違いはなく、余計なコードも無かったです。

最後に

使ってみた感想としては作業内容が丁寧な印象で、速度も今回の指示が簡単だったせいかもしれませんが、詰まることがなく早かったので選択肢に十分入るかと思いました。

以下のようにコマンド自動実行の許可設定もできるので良いですね。非許可の設定できるのも良いと思いました。
スクリーンショット 2025-03-15 12.50.35.png

また、コードスニペットデータ収集は有料プランではデフォルト無効になっているそうです。
https://codeium.com/security

無料プランではデフォルト有効になっていますがここから無効にできます。

スクリーンショット 2025-03-15 13.06.30.png

料金に関して、今回の指示(実際は記事にしている内容の2倍くらいは使いました)で以下のクレジット消費でした。
スクリーンショット 2025-03-15 11.55.39.png

プランはProで1500 Flow Action creditsなので今回の使用量で1日2~3回は使えそうですね。
スクリーンショット 2025-03-15 11.56.56.png

ここまで読んでくださりありがとうございます。

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