初めまして。
オンプレ業務SEからデータエンジニアへのキャリアチェンジ目指して奮闘中のアラフォーです。
クラウド知識ゼロだった私が、試行錯誤しながらSnowflakeの勉強を始めたので、
現在までに取り組んでみた教材を紹介したいと思います。
これからSnowflake始めてみたいという方の参考になれば・・・!
取り組んだ教材(すべて無料)
取り組んだ順に並べます。
- AWS Skill Builder: 「AWS Cloud Practitioner Essentials (Japanese) (Na) 日本語実写版」
- Snowflake チュートリアル: 「Snowflakeを20分で紹介」
- Udemy: 「ゼロから始める「Snowflake」最速入門コース」
- Snowflake University: 「Level Up シリーズ (101~109)」
- Snowflake University: 「Hands On シリーズ (Badge 1: Data Warehousing Workshop )」
各教材の特徴と感想
1. AWS Skill Builder:
「AWS Cloud Practitioner Essentials (Japanese) (Na) 日本語実写版」
Snowflakeじゃないじゃん・・・と思われるかと思いますが、
クラウド知識ゼロだった私にとって、これを先に取り組んでおいてよかった!
と感じたので、掲載しました。
Snowflakeの教材に、「S3」「AZ」等、AWS特有の用語が出現します。
都度調べれば問題ないレベルですが、クラウド知識ゼロ、かつ、
ある程度時間がある方は、
下記の「★」をつけた単元を事前に取り組むことをオススメします。
<全カリキュラム>
- モジュール 1: アマゾンウェブサービスの紹介 ★
- モジュール 2: クラウドでのコンピューティング
- モジュール 3: グローバルインフラストラクチャと信頼性 ★
- モジュール 4: ネットワーク
- モジュール 5: ストレージとデータベース ★
- モジュール 6: セキュリティ
- モジュール 7: モニタリングと分析
- モジュール 8: 料金とサポート
- モジュール 9: 移行とイノベーション
- モジュール10: クラウドジャーニー
- モジュール11: AWS認定クラウドプラクティショナーの基本
- 最終認定テスト
<対象者> AWSについて全く知らない人
<所要時間> ★のみ:3時間程度 (私自身は全単元実施し、2日間かけました。)
2. Snowflake チュートリアル:
「Snowflakeを20分で紹介」
タイトルに惹かれて始めてみましたが、
これは初心者向けではないのでは・・?と思いました。
「SnowSQL」というSnowflakeで用意されている
CLI(Command Line Interface)を使用します。
会社のアカウントでユーザを払い出してもらっていたので、
それを使用してなんとかログインできたものの、
手順に沿ってデータベースを作成しようとすると、「権限がない」のエラーが・・・
先輩に質問したところ、通常SnowflakeではCLIではなく
Webインタフェースの方を使うとのこと。
(CLIは特別な時にしか使用しないんだとか)
で、権限については、払い出したユーザのデフォルト権限に
オブジェクトの作成権限がなく、まず権限を変更する手番が必要でした。
その時、軽くWebインタフェースの使い方を教わりましたが、
こ、こんなに簡単にデータベースが作れちゃうのか!と感動しました。
したがって、このコースはほぼ実施していません。
<対象者> Snowflakeのアカウントを作成した新規ユーザ(CLIに慣れている方)
※アカウント管理者のデフォルト権限は最高レベルなので、
データベース作成できるはずです。
<所要時間> CLIに慣れている方であれば、おそらく20分
3. Udemy:
「ゼロから始める「Snowflake」最速入門コース」
Snowflakeの希少な日本語教材!英語に抵抗がある方のとっかかりは
こちらがオススメです。
「最速入門」の名の通り、ざっくり概要のみの内容となりますが、
「面白い!」「もっと知りたい!」「英語でもがんばって勉強したい!」と
やる気を引き出してくれます。
一応ハンズオンが含まれているので、
無料トライアルアカウントの作成が必要になります。
(私自身は、会社アカウントで払い出してもらったユーザを使用しました。)
ハンズオンの内容は、CSVファイルをローカルPCからロードして、
SELECT文実行してみる(JOINもあり)といったものです。
<対象者> Snowflakeについて全く知らない人
<所要時間> 3時間程度
4. Snowflake University:
「Level Up シリーズ (101~109)」
Snowflake公式の教材です。英語です。
英語「を」学んだことはあっても、英語「で」学んだことはなかったので、
かなりのエネルギーを費やしました。。
まず、公式ホームページをどう見ればよいか迷ったので、簡単に説明。
https://learn.snowflake.com/en/
内容は、「SnowPro Core認定」資格取得を目指している方向けの座学、
という感じでしょうか。
ビデオやPDF、スライド等を通して学習し、最後に豊富な問題を解きます。
PDFはダウンロードして翻訳にかけられるのですが、
ビデオは字幕なし、スライドは埋め込み型なのでテキストコピーができず・・・
スライドの方はGoogle翻訳に手打ちで対応し、
ビデオはスピード落として何度か頑張る、、
といった感じで取り組みましたが、最後の問題でどうしても分からないものが
いくつかあったので理解不十分なんだろうなと思います。
また、参考になる公式ドキュメントのリンクもあったので、
本当はそれらも熟読すべきなのだと思います。
<全カリキュラム>
- LVLUP-101 Level Up: First Concepts
- LVLUP-102 Level Up: Snowflake Key Concepts
- LVLUP-103 Level Up: Snowflake Ecosystem
- LVLUP-104 Level Up: Accounts & Assurances
- LVLUP-105 Level Up: Container Hierarchy
- LVLUP-106 Level Up: Data Loading
- LVLUP-107 Level Up: Resource Monitoring
- LVLUP-108 Level Up: Backup and Recovery
- LVLUP-109 Level Up: Final Exam
<対象者> 「SnowPro Core認定」資格取得を目指している方
<所要時間> 英語で学ぶことに不慣れな場合、18時間程度
5. Snowflake University:
「Hands On シリーズ (Badge 1: Data Warehousing Workshop )」
Snowflake公式の教材です。英語ですが、動画は字幕付きだし、
LevelUpシリーズのような埋め込みスライドはありませんので、全教材翻訳ができます!
SnowflakeでのDB作成、データ挿入・抽出方法等、基本的な内容が学べます。
特に半構造化データの扱い方は興味深かった・・・!
しかも、説明がとても丁寧で、Snowflakeの機能にとどまらず、
RDBとはなんぞやというレベルから教えてくれます。
なので、IT初心者という方々もたくさん訪れるのでしょう。
運営者からの「よく調べもせずに掲示板に質問を投稿するな」という感じの
メッセージが溢れています。。
そして特徴的なのが、「DORA」という採点ロボット!
実態は、JavaでいうJUnitみたいなテストコードで作られた関数を呼び出すものでした。
コース内で作成したビューやテーブルの数とか、
ロードした行数の答え合わせを行います。
全部マッチすると、以下の認定バッチがもらえます!
ハンズオンなので、当然アカウントが必要になります。
今まで会社アカウントを使わせていただいてましたが、
費用を確認すると、意外と高め・・・と感じたのと、
コース内でも、万が一のケースを考慮してトライアルアカウントを作った方がよい
と説明があったので、
ここで初めて無料トライアルアカウントを発行してみました。
30日間という期限付きなので、
この期間に思う存分ハンズオンをやってみたいところです。
<全カリキュラム>
- Lesson 1: Getting Set Up
- Lesson 2: Identity and Access
- Lesson 3: Data Containers
- Lesson 4: Tables, Data Types, and Loading Data
- Lesson 5: Worksheets & Warehouses
- Lesson 6: File Formats & the Load Wizard
- Lesson 7: Meet DORA!
- Lesson 8: Staging Data
- Lesson 9: Data Storages Structures
- Lesson 10: Intro to Semi-Structured Data
<対象者> IT知識はほとんどないけど、Snowflake触ってみたい!という方
<所要時間> 3時間×3日と記載がありましたが、私は18時間程度かかってます・・
振り返り
試行錯誤やってみましたが、
もしいつかSnowflakeやってみたいという後輩が現れたら
オススメの進め方は以下のとおり。
-
AWS Skill Builder: 「AWS Cloud Practitioner Essentials (Japanese) (Na) 日本語実写版」
※時間に余裕があれば、モジュール1,3,5のみ - Udemy: 「ゼロから始める「Snowflake」最速入門コース」
- Snowflake University: 「Hands On シリーズ (Badge 1: Data Warehousing Workshop )」
振り返ってみて、LevelUpシリーズで学習したことが、
まだまだ実践できるようになっていないことに気が付いたので
(特にバックアップ系とか)、
次は以下のコースに取り組んでみようと思います。
上記のオススメ順が入れ替わる予感。。。
(業務で扱うようになったらまた変わるんだろうなぁ。)
Snowflake チュートリアル: 「Snowflake入門-ゼロからはじめるSnowflake」
最後に
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
Qiitaのブログ投稿も初めてだったので、お見苦しい点も多々あったかと思いますが、
どなたかのお役に立てる内容が少しでもあれば幸いでございます。