#はじめに
技術系サイトとかよくこのコマンドを~ってやつで。
tar zxvf xxxxxxx.tar.gz
をよく見かけますよね。
おまじないの如く使っていたこのtarコマンドですが、
zxvfってなんやったっけ?
ってことがある方向けに書きたいと思います。
#tarコマンドとは
tarコマンドは複数ファイルを1つのファイルにまとめて管理するためのコマンド。
あるいは、まとめたファイルを元の複数ファイルに展開するためのコマンド。
自分も勘違いしていたのですが、もともとtarコマンドは圧縮目的ではなかったそうです。
今回展開するのみに着目したいので、纏める処理についてはまた別の機会に。
#オプションのおさらい
おまじないの如く使っていたこのオプションを見てみましょう。
オプション | 意味 | どういうときに必要? | 覚え方 |
---|---|---|---|
z | gzipを通して処理する | gzファイルを取り扱うとき | z ipの「z」! |
x | 書庫の中のファイルを展開する | 書庫ファイルを展開したいとき | e x tract(取り出すの意味)の「x」! |
v | 処理したファイルの一覧を詳細に表示する | 書庫ファイルの展開詳細を見たいとき | v erbose(詳細)の「v」! |
f | 指定した書庫ファイルを使用する | 書庫ファイルを指定するので必須 | f ileの「f」! |
#結論:ということは?
出回っている書庫ファイルはzxvfオプションで対応できるということですね。
画面が一気にスクロールされるのが嫌な場合は、vオプションを外すといいかもしれません。
tar zxf xxxxxxx.tar.gz
参考URLにはより詳細の説明があるので、さらに深く知りたい方はどうぞー。
#参考
[【 tar 】 ファイルを書庫化・展開する(拡張子.tarなど)] (http://tech.nikkeibp.co.jp/it/article/COLUMN/20060227/230896/)