はじめに
[hoge@hoge ~/Documents/hogehoge]$ ll
bash: ll: command not found
新米エンジニア「ファッ!?先輩!!llコマンドが使えません!」
先輩エンジニア「フォッフォッフォ!落ち着くがよい。」
とても便利なllコマンド。
しかし、稀にコマンドを入力しても「そんなコマンドねーよ」と怒られる場合があります。
(私も初めてのころはすごく焦っていました笑)
llコマンドって?
「ls -l」コマンドのショートカット(エイリアス)です。
なので実際にllコマンドは**「ls -l」コマンドと同等のもの**が実行されています。
llコマンド
[hoge@hoge ~/Documents/hogehoge] $ ll
total 0
-rw-r--r-- 1 hoge 197608 0 11月 28 17:31 hoge_file_1.txt
-rw-r--r-- 1 hoge 197608 0 11月 28 17:31 hoge_file_2.txt
-rw-r--r-- 1 hoge 197608 0 11月 28 17:31 hoge_file_3.txt
「ls -l」コマンド
[hoge@hoge ~/Documents/hogehoge] $ ls -l
total 0
-rw-r--r-- 1 hoge 197608 0 11月 28 17:31 hoge_file_1.txt
-rw-r--r-- 1 hoge 197608 0 11月 28 17:31 hoge_file_2.txt
-rw-r--r-- 1 hoge 197608 0 11月 28 17:31 hoge_file_3.txt
どうしたらいいの?
llコマンドが「ls -l」と認識できるようにすればよいので、
.bashrc
というファイルに登録すればOKです。手順は次に進んでみてね。
1..bashrcファイルを開きます
[hoge@hoge ~]
$ vi ~/.bashrc
↓
2.下記を追記します
alias ll="ls -l"
これで?
[hoge@hoge ~/Documents/hogehoge]$ ll
total 0
-rw-r--r-- 1 hoge 197608 0 11月 28 17:31 hoge_file_1.txt
-rw-r--r-- 1 hoge 197608 0 11月 28 17:31 hoge_file_2.txt
-rw-r--r-- 1 hoge 197608 0 11月 28 17:31 hoge_file_3.txt
これでllコマンドで実行できるようになりましたね。
新米エンジニア「先輩!!これで今夜はぐっすり眠れそうです!」
先輩エンジニア「よかったね!おやすみ!」