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GrafanaでOCI Monitoring メトリクスのダッシュボード作成手順

Last updated at Posted at 2019-07-19

OCI MonitoringのメトリクスをGrafanaで表示させたいという時の、Grafanaコンソール上でのダッシュボード作成手順を記載します。
GrafanaでZabbixとOCI Monitoringのメトリクスを一元化の記事にて、
Grafana+OCI Metrics連携設定をしていることが前提で、本記事を参考にしてください。

ダッシュボードHOME画面左上の「+」マークよりダッシュボード作成画面に遷移。
キャプチャ.PNG ##### 右上「歯車」マークより設定画面に遷移し「Variables」⇒「Add variable」をクリック。 キャプチャ2.PNG ##### Variableの設定を記載。 キャプチャ3.PNG ※設定 Name: region Data source: Oracle Cloud Infrastructure Query: regions() ここでは任意のRegionのメトリクスを切り替えてダッシュボードで表示できるよう、Regionを変数として設定しています。

設定できるVariableは以下です。

Name Query
region regions()
compartment compartments()
namespace namespaces()
metric metrics($namespace,$compartment)
下部に選択可能なリージョン名が表示されるので「Add」
キャプチャ4.PNG
左メニューの「save」で保存し、左上の「←」マークでダッシュボード画面に戻る。
キャプチャ5.PNG
設定したVariableが自由に切り替えられるようになっている。パネルをクリックして「Edit」を選択。

Inkedキャプチャ6_LI.jpg

クエリ設定をする。
キャプチャ7.PNG ※設定 Queries to: Oracle Cloud Infrastructure Region: \$region (variableで指定したリージョンという意味) Compartment: \$compartment (variableで指定したコンパートメントという意味) Namespace: oci_computeagent (とりあえず固定でコンピュートのメトリクスを指定。Variableを使うことも可能) Metric: CpuUtilization (とりあえずCpuUtilizationを指定。Variableを使うことも可能)
左メニュー上から2番目のVisualizationでグラフの細部設定。
キャプチャ8.PNG ※設定 Unit: percent(0-100) (パーセント表示に指定) label: Percent (Y軸にPercentと記載させる)
左メニュー上から3番目のGeneralでグラフタイトル設定。
キャプチャ9.PNG ※設定 Title: CPU utilization (\$compartment) (Variableの変数を使用可能)
グラフが表示される。

Inkedキャプチャ10_LI.jpg
上部で切り替えたregionやcompartmentでCPU Utilizationを表示することができました。
namespaceやmetricはクエリ設定で固定にしてもよいですし、/$namespaceなど使い切り替えられるようにしてもよいと思います。

自分の環境に合わせたダッシュボードを作成してはいかがでしょうか。

関連記事

・GrafanaでZabbixとOCI Monitoringのメトリクスを一元化
・ZabbixでOCI Dbaas監視 - エージェント設定
・ZabbixでOCI Dbaas監視 - SQLで監視項目の取得

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