自宅のルータ、スイッチ初期化方法のメモ。

YAMAHA RTXシリーズ

機械操作で初期化

microSD + USB + DOWNLOAD の3つのボタンを押しながら電源を入れることで、工場出荷時の状態に初期化される。

コマンドで初期化

cold start コマンドを実行すると、工場出荷設定でルータが再起動される。ただし、管理パスワードの入力が必要。

# cold start

デフォルト設定値

デフォルトのConfigについて

ip lan1 address 192.168.100.1/24
dhcp service server
dhcp server rfc2131 compliant except remain-silent
dhcp scope 1 192.168.100.2-192.168.100.191/24

・LAN1 の IP アドレスが 192.168.100.1/24 になっている。
・DHCP サーバが ON になっている。(192.168.100.2 - 192.168.100.191)
・ログインパスワード・管理パスワードは空白(なし)。
・telnet でログイン可能。
・tftpサーバは起動しているが、全てのアクセスを拒否する設定になっている。
・sshサーバはOFFになっている。

Cisco Catalyst 2960スイッチ

コマンドで初期化

スタートアップコンフィグ削除

Switch# erase startup-config
Erasing the nvram filesystem will remove all configuration files! Continue? [confirm] そのままEnter
Erase of nvram: complete
Switch# reload
System configuration has been modified. Save? [yes/no] no
Proceed with reload? [confirm] そのままEnter

　スタートアップコンフィグの削除では、設定レジスタやブートシステム設定などのブート変数はクリアされない。"工場出荷状態"に戻したいのであれば以下コマンドを実行する。

Switch# write erase
Switch# reload

vlan.datの削除

スタートアップコンフィグを削除してもVLAN情報が削除されていないことがある(show vlanで確認)。
VLANの情報はNVRAM内にある「vlan.dat」ファイルに保存されているので削除。

Switch# delete flash:vlan.dat
Delete filename [vlan.dat] そのままEnter
Delete flash:vlan.dat? [confirm] そのままEnter
Switch# reload
Proceed with reload? [confirm] そのままEnter

参考

http://www.maruko2.com/mw/YAMAHA_RTX1200
https://www.cisco.com/c/ja_jp/support/docs/switches/catalyst-2900-xl-series-switches/24328-156.html