Java 配列
Javaの配列について学習しましたので、配列のメリットや使用例などアウトプットしていきます。
変数が持つ不便さと配列のメリット
今回は、点数管理プログラムを用いて変数と配列の使い方の比較をし、配列を使うメリットを解説します。
変数を使ったプログラム
test
public class Main {
public static void main(String[] args) {
int sansu = 20;
int kokugo = 30;
int rika = 40;
int eigo = 50;
int syakai = 80;
int sum = sansu + kokugo + rika + eigo + syakai;
int avg = sum / 5;
System.out.println("合計点:" + sum);
System.out.println("平均点:" + avg);
}
}
実行結果
合計点:220
平均点:44
これでも、問題はないが不便なことが2点ある。
- 科目が増えると面倒で冗長なコードになる
- まとめて処理できない
配列を使ったプログラム
test
public class Main {
public static void main(String[] args) {
int[] scores = {20, 30, 40, 50, 80};
int sum = scores[0] + scores[1] + scores[2] + scores[3] + scores[4];
int avg = sum / scores.length;
System.out.println("合計点:" + sum);
System.out.println("平均点:" + avg);
}
}
実行結果
合計点:220
平均点:44
実行結果はどちらも一緒だが、配列を使った方がコードがスッキリしてるし、手間的にもいくらかマシ。
こんな感じで配列を使うメリットを分かった(?)ところで一つひとつ解説していきます。
配列とは
同一種類の複数データを並び順で格納するデータ。
また、並び順のことを添え字とよび、0から始まる決まりになっている。
配列を使ったプログラムで言うと、20点の科目が0番の要素となる。
配列の書き方
配列を作成するには2Stepが必要。
Step1 配列の宣言
要素の型[] 配列の変数名
int[] scores;
Step2 要素の作成と代入
scores = new int[5];
newはnew演算子と呼ばれ、指定された方の要素を[]内に指定された数だけ作成できる。
Step1とStep2を同時に行うこともできる
int[] scores = new int[5];
配列の要素数の取得
int num = scores.length;