はじめに
2022/8にCKADを受験して合格しました。
2022/6に試験の方法が変わったりしていて、今までの情報が役に立たなかったりするので、その辺も含めてお伝え出来ればいいなぁと思ってます。
試験の内容
問題文にあるリソースを作成したり、すでにリソースはあるけど上手く動作しないから解決してください、といった内容になります。
実際に画面上でコマンドを打って解くので、実務に生きやすいかもしれません。
前提知識
kubernetesは勉強を始める前に少しだけ触ったことがある程度で、ほとんどの内容を知らない状態でした。
難易度
比較する対象として合っているかは分かりませんが、AWS Certified Solutions Architect - Associate くらいの難しさかな?と思います。
ただ、実際にリソースを作成するので焦ってコマンドミスとかある分心理的ハードルが少し高め。
あと試験の内容をちょこちょこ調べる中で「前提の知識がどれくらいで、期間どれくらいあれば合格出来るんや!」ってなったのでそれも書いておきます。
自分は勉強を始めてちょうど二か月で合格出来ました。
勉強方法
みんな大好きUdemyで勉強しました。その他はほとんどやってません。(勉強量としては4週くらいしたかな?)
動画を見て、確認テストをする形式になります。 いちいち自分で環境を用意しなくていいのが何より嬉しい!
実際のテストさながらに画面を使って問題を解くので、慣れという意味でもかなり効きましたね!
この中に出てくるテストの難易度自体も本番とかなり似通っていたんじゃないかなと。
Litning Labははっきり言って試験以上の内容なので、 ぶっちゃけやらなくても大丈夫です。
あと日本語字幕はないですが、リソースの動きなどをしっかり図示してくれるので、そこを見ればなんとなく分かります。
僕自身英語は全然できません。
最近日本語字幕が追加されました。機械翻訳なのでたまにエキサイトしますが、図解もあるので勉強する分には問題ないかと。
セール中だと4000円以下くらいだった気がするので、セールで買うべし!
上記に加えて、受験申し込みをした際に、二回分の模擬試験が公式で出来るようになっているので、上記が一通り終わったらやってみてください!
「実際の試験より難しいよ」と書いてますが、実際に 本番の2倍くらいタスクが多く設定されている ので、時間内に解けなくても全然問題ありません。
一回目は半分くらいしか解けなかったです。
試験で使ったテクニック
よく使うコマンドはまとめておくと楽になります。
ちなみにこの辺のコマンドは試験Tipsとして公式のサイトにも乗っているので是非覚えてください!
alias k=kubectl
export dry = --dry-run client -o yaml
ちなみにコンテキストの切り替えはコマンドを全て公式が問題文の中に用意してくれています。
受験方法
自分は下記から申し込みました。
英語が出来るならJPの付いていないお安い方で受けることも可能です。
当日は他のリモート試験と同じく、「政府発行の身分証明書を提示」し、「部屋の中の様子全体をカメラに映す」ように指示されます。
壁、天井、机回り、机の下、キーボードの下を かなりゆっくり写さないと怒られます。
僕の場合、背後に段ボールを割と積んでいたりしましたが、それは特に何も言われませんでした。
机の上は身分証明書、マウス、キーボード以外はないようにしました。(ラベルのないペットボトルの水は許されるようです)
2022/6で大きく変わったこと
「Chromeの中にkubernetes.ioのブックマークを事前に仕込んでおくと楽!」と書いてある記事がちらほらありますが、6月の改定から 一切意味がなくなりました。
自前のブラウザではなく、 PSI Bridge Secure Browser というものを使うように変わったためです。
このブラウザ内ではFireFoxを使って検索することになります。
関係のないサイトに接続出来なくなっているので、間違ってアクセスするという事故は減ったと言えるかもしれません。
また、上記を使用する影響で デュアルモニターが使えなくなりました。
調べ物を片方でやりながらもう片方の画面で問題を解く、は出来ません。
おわりに
直近で受けて、「これは事前に知っておきたかったな!」というのは書けたかな?と思います。
そういえばこれもあったな、とかあれば更新していきます。
他に「こういうのが知りたい!」等コメントいただければ反映していこうかと。
少しでもお役に立てたなら嬉しい限りです!