Diffusion Model のおもしろい技術：DreamBoothについて

DreamBoothとは、対象を特定して画像を生成させる技術です。
まずは下の図のように、対象（犬）の写真を複数枚（色んな角度からの）を用意してモデルに学習させて、
その後はプロンプトによって対象が実際に行ったことがない画像も生成できます。
「getting a haircut」と指定すれば、対象（犬）が髪を切ってるような画像を作れてくれます。

他にも色々機能があって、例えば下のように対象（犬）と同じ顔になっているパンダ、ライオンの画像など、
こういう複雑なプロンプトを指定しても問題なく生成できます。

ネットで探した猫の写真と"猫がバケツにいる"というプロンプトを使って試してみましたが、1枚だけでもかなりきれいな画像ができました。

興味ある方は下のコードとホームページなどを参考してください。
コード:
https://colab.research.google.com/github/ShivamShrirao/diffusers/blob/main/examples/dreambooth/DreamBooth_Stable_Diffusion.ipynb#scrollTo=wnTMyW41cC1E
ホームページ:
https://dreambooth.github.io/