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複数名のAIエージェントにより、複雑なタスクも対応できるようになりました:AutoGen

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AI Agentは最近非常に注目されてる領域です。先月公開されたOpen interpreterは、自動的にコードを作成してもらうために非常に人気となりました。
ですが、多くの状況はAI自身で判断することができず、かなり具体的な指示が必要なので、何度も質問を繰り返して一歩一歩進める必要がありました。

その後、1ヶ月も経たないうちに、先日MicrosoftがMulti AI Agent OSS、「AutoGen」を正式にリリースしました。(今githubでtop5トレンドのOSSとなっています)
AutoGenは、複数名のAIエージェントで構成されたOSSです。特徴としては、一人のAIエージェントで作業するではなく、複数名のAIたちが会話する形で協力して作業を進めます。(事前にAIたちそれぞれに役割をpromptで設定します。この前話題になったChatDevと似てます)
今までChatGPT一人で対応できない作業をチームで進めるとうまく実現できるようになりました。

例えば⇩のように「このサイトのデータを可視化をしてください」というリクエストに対して、AIたちがディスカッションを行いながら作業します。
9-29-1.png

特に面白かったのは、プログラマー役のAIがコード生成中にバグを生じた時、レビュアー役のAIがそれを発見してFBしてあげます。
9-29-3 FB.png

プログラマー役のAIがそのFBに基づいて再修正して、改めてレビュアー役からFBをもらいます。FBに問題がなければ、マネージャー役のAIに作成物を渡します。そして、タスクが全部完了した後、マネージャー役のAIが他のAIに「よくやりました」とかのコメントもしたり、人間らしいコミュニケーションも行われるのです。

今AutoGenのホームページには、いくつかの利用事例がサンプルとして紹介されています。
9-29-5.png

例えば7人のチームで論文を探してmarkdownテーブルでまとめるとか、結構複雑なタスクでも問題なくできます。
*AI数が多いチームであれば、AIは他のAIに指示も出します。
9-28-4.png

興味ある方試してみてください
ホームページ: https://microsoft.github.io/autogen/docs/Use-Cases/agent_chat
github: https://github.com/microsoft/autogen

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