最近すごい話題になったOSS、Open-Interpreter(わずか1週間でGitHubでStar数が500から18000くらいまで上がりました)について共有したいと思います。
Open-Interpreterとは自然言語によるプログラミングをローカルで実現するオープンソースです。
GPTも似たような機能(Code Interpreter)がありますが、インターネットに接続できない、一部のライブラリやパッケージしかインストールできないなどの利用制限があるために、実際に活用している状況は限られています。
ですが、Open-Interpreterはローカル環境で実行しますので、もちろんインターネットにアクセスできますし、パッケージやライブラリの利用にも何の制限もないので、非常に使いやすいです。
これを活用することでは、まったくコーティング知識がない方でも、普通にデータ分析をできるようになります。
私も試しに使ってみました。"各都道府県の2013年~2022年のスーパーマーケット店舗数データ(オープンデータ)"を使ってOpen-Interpreterから簡単なデータ分析をやってもらいました。(以下は指示文とOpen-Interpreterが考えた進め方)
特にすごかったと感じたのは、エラーと間違っているところを自分で気づいて直してくれるところです。
下の通りに、店舗数が最も多い都道府県を集計して、結果が"合計"になってしまったですが、それが間違ってることを自分で気づいて、自動的に"合計"を無視してもう一回集計して、正しい結果"東京"をゲットできました。
途中で一度切れてしまいましたので、最後までできてなかったですが、データクレンジングまではできました。欠損値なども検出すると中央値で補完してくれます。
もちろん全てのコーディングや処理はOpen-Interpreterが自動で行ってくれるので、ユーザーは特に何もする必要がありません。
興味ある方はこちらをご覧ください
https://github.com/KillianLucas/open-interpreter/