はじめてのFPGA ---格安開発---
はじめてQiita投稿します。Qiitaのルール等あまり勝手がわかっていませんが、宜しくお願いします。
1. 格安中華ボード(WINGONEER ALTERA FPGA Cyclonell EP2C5T144)をひとまず買う
Amazonで手軽に購入できる中華製のFPGAボード(¥2,000)をひとまず[購入]します。
[購入]:https://www.amazon.co.jp/WINGONEER-ALTERA-FPGA-Cyslonell-EP2C5T144%E6%9C%80%E5%B0%8F%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0%E5%AD%A6%E7%BF%92%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89%E9%96%8B%E7%99%BA/dp/B0719H7RMB/ref=sr_1_8?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=fpga&qid=1588878513&sr=8-8
2. 書き込み装置 USB Blaster も一緒に買う
Amazonじゃなくてもよいのですが、Amazonがラクなので[一緒に購入]します。価格は¥1,000くらいです。
[一緒に購入]:https://www.amazon.co.jp/KOZEEY-STK0114003019-%E3%80%90%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E5%93%81%E3%80%91USB-%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC-%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB-CPLD-FPGA-JTAG-%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9E-%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%86%E3%83%A9/dp/B008D8QSMU/ref=sr_1_19?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=fpga&qid=1588878513&sr=8-19
3. 開発環境(Altera社 QuartusⅡ)の導入
Altera社 (現在、Intelに買収済み) のFPGA開発環境 QuartusⅡ をここではWindowsPCに導入します。ググると上位に出てくる [こちらのサイト] が非常に丁寧でわかりやすかったです。このサイトどおりにひと通り行うと、Lチカまで完了することができます。
[こちらのサイト]:https://misoji-engineer.com/archives/fpga-board.html
4. 不揮発性メモリ(フラッシュ・メモリ)への書き込み方法
・FPGAは(3.の手順通りに)普通に書き込んだ場合、開発ボードの電源を1回落とすと、設計した回路データが消えてしまいます。それは非常に面倒なので、電源を入れるたびごとに書き込みデータが消失しないよう、フラッシュ・メモリに FPGA 回路データを事前にプログラミングしておく必要があります。
・そうすると、電源投入時に自動でフラッシュ・メモリからFPGAのほうにコンフィグレーションが行われ、FPGA内部の回路データを常に保持することができます。
以下の手順①~⑧が、FPGA の回路データ(コンフィギュレーション・データ)のフラッシュ・メモリへの書き込み手順です。(※この手順では、[このサイト]もとても参考になりますので、それを今回用いる中華製評価ボード専用の設定に書き換える感じで、以下記事を書いていきます。)
[このサイト]:https://www.macnica.co.jp/business/semiconductor/articles/intel/122065/
①ウィンドウ上部のメニューバーから "File" -> "Convert Programming File" を選択。
②下図のようなウィンドウが開くので、"Programming file type" と "Configuration device" と "Mode" を設定する。("File name"の箇所はディレクトリもファイル名も任意でOK)
③同様のウィンドウの"Input file to convert" の箇所で、"Flash Loader" をクリックしてアクティブにし、"Add Device..."を選択後、デバイス名"CyclonⅡ" の"EP2C5"を選択する。
④同様のウィンドウの"Input file to convert" の箇所で、"SOF Data" をクリックしてアクティブにし、"Add File..."を選択後、自分のファイル(ファイル名.sof)を選択する。(例としてこの図では、ファイル名は"vhdl1.sof")
⑤そして、"Generate"ボタンをクリックして、専用のファイル(ファイル名.jic)を作成!
⑥メインウィンドウに戻って、上部メニューバーの "Tool" -> "Programmer" を選択し、ウィンドウを開く。
⑦下図のようなウィンドウで、左の"Add File..." から、先ほど手順⑤で作成したファイル(ファイル名.jic)を選択し読み込む。
⑧"Program/Configure"にレ点(チェック)を入れ、左上の"Start"で書き込み開始!!
Progress=100%で緑色になれば、書き込み成功!!
ためしに一度電源を切って入れてみても、
回路情報が保持されています。
おつかれさまでした!(^^)!
##5. 最後に
※回路図等ボード情報詳細は[ココ]で拾えます
[ココ]:https://www.openimpulse.com/blog/products-page/product-category/ep2c5t144-altera-cyclone-ii-fpga-development-board/