はじめに
- Salesforce は便利ですが、一度設定しても「あれ?どう設定したっけ?」と、覚えていたのに忘れてしまう… そんな内容をまとめておきましょう。
- まずは、Salesforce の基礎的な部分を押さえておきたいと思います。
ユーザ と プロファイル と ライセンス
Salesforce の環境を取得すると、まず利用者のユーザを作りたくなりますが
まずは、「ライセンス」と「プロファイル」を考える必要があります。
「プロファイル」は「プロファイルを付与したユーザが何ができるか」を設定する場所です。
例えば、「システム管理者」であれば、ユーザを作れたり、カスタムプロファイルを作ったり、オブジェクトの設定ができるといった、組織の細かい設定までできます。
「ユーザライセンス」と「プロファイル」は密接な関係で、
「ユーザライセンス」の選択によって、選択できる「プロファイル」が変わってきます。
「ユーザライセンス」で「Salesforce」を指定すると「システム管理者」や「標準ユーザ」、それらのプロファイルをコピーしたプロファイル(カスタムプロファイル)を選択できます。
「ユーザライセンス」で「Salsforce Platform」を指定すると「標準 Platform ユーザ」、それらのプロファイルをコピーしたプロファイル(カスタムプロファイル)を選択できます。
「ユーザライセンス」は、組織の種類に応じて、利用できる種類や数が異なります。
Developer 環境だと 「Salesforce」ライセンスは「2」、「Salesforce Platform」ライセンスは「3」です。
つまり、ユーザに「プロファイル」を設定しようとしても、設定できる数は「ユーザライセンスの残数分のみ」となります。
「システム管理者」を10人作りたいとしても、「Salesforce」ライセンスの残数分しか作れない、と言うことになります。
以下のだと「Salesforce」ライセンスは 0 なので、「システム管理者」ユーザは作れません。
それぞれの「ユーザライセンス」「プロファイル」の種類の意味については、Salesforceの記事を参照ください。
- ユーザライセンス
- プロファイル
権限セット
「権限セット」も「プロファイル」と同じで「権限セットを付与したユーザが何ができるか」と言った役割を設定する場所です。
「プロファイル」は、複数のユーザに付与できる一方、「権限セット」は、単一のユーザに付与できます。
部署内のユーザに対する設定の場合は「プロファイル」
とある特定の役割を持つ単一のユーザに対して「権限セット」
で設定すると良いかもしれません。
ご了承ください
- まだまだ勉強中の部分もあります。間違っている箇所もあるかもしれません。
- Salesforceは、この時点のバージョン(2023年06月頃) での内容になります。今後、仕様変更が変わることによって、内容の通りにならない可能性もあります。ご了承ください。
- また、URLなども変更になっている可能性もあります。