No space left on deviceが起きたら、何を見たらいいのか?
見るべきもの
ディスクの空き容量
df -h
とかでFREEがあるかどうか。
FREEが無ければ、不要なファイルやディスクを喰いつぶした原因を特定しよう。
inodeの空き容量
df -i
でIUse%
が100%になっていないかどうか。
100%になっている場合は、やはり不要なファイルやinodeを喰いつぶした原因を特定しよう。
セマフォの枯渇
ipcs -s
で行数をカウントしよう。
ipcs -s|wc -l
を実行して表示された数字を覚えておく。
cat /proc/sys/kernel/sem
を実行してから、最後の4項目目の数字と比較する。
[root@wktksv (rhel7) 09:31:02 tmp]# ipcs -s | wc -l
519
[root@wktksv (rhel7) 09:31:06 tmp]# cat /proc/sys/kernel/sem
250 32000 32 1024
[root@wktksv (rhel7) 09:31:08 tmp]#
こんな感じになる。
セマフォが枯渇している場合は、/etc/sysctl.conf
で以下のように記述してから、sysctl -p
するといい。
#
の部分は過去の修正履歴。担当しているシステムは、よく枯渇する。
# kernel.sem = 250 32000 32 256
# kernel.sem = 250 32000 32 512
kernel.sem = 250 32000 32 1024