Arelleのinline Viewer機能の紹介
・Arellの公式サイトからGUI版をダウンロード&インストール。setup後、Mac上でおもむろに起動させる。(Windows版と多少見栄えが異なる)
・その後、適時開示情報閲覧サービスや東証上場会社情報サービスからダウンロードしてきた決算短信を表現するInlineXBRLファイルを読み込ませると、fact情報やそれに対応するConceptなどが表示される。
※財務諸表等に対応する「Attachment」フォルダに格納されたinlineXBRLファイルもあるが、ここでは「Summary」フォルダに格納されたinlineXBRLファイル(例:tse-scedjpsy-76090-20250801376090-ixbrl.htm)を読み込ませる
・InlineXBRLファイルは、HTML形式のデータのため、SafariやChromeなどのブラウザで閲覧することもできる。試しに、「Summary」フォルダに格納されたInlineXBRLファイル(例:tse-scedjpsy-76090-20250801376090-ixbrl.htm)を開いてみよう。以下のように決算短信の一面をブラウザで表示ができる。
・InlineXBRLファイルをページのソースを表示や検証などの機能を使って生のコードを見てみると、実際に、決算短信一面の「売上高」などにXBRLタグが付与されていることを確認できる。確かにこうすれば、どの勘定科目がどういった要素名(Concept)でタグ付けがされているかを確認できるが非常に面倒である。一面上、どこがタグ付け対象であるかを一目でチェックすることが困難だったり、各タグに定義された情報を確認するのも時間がかかる。
・そういった悩みを解決するために、Arelleのinline XBRL Viewerの機能を紹介する。まずは、Arellの[ Help ]-[ Manage plug-ins ]をクリックする。
・Plugin Manager画面が立ち上がる。何も考えず、画面左部にある[ Select ]をクリックする。
・英語でよく分からないが、なんだか素晴らしそうなPlug-inがわんさか出てくる。どういった機能か調べたくなる気持ちを抑えつつ、「iXBRLViewerPlugin(ixbrl-viewer)」を選択し、[ OK ]をクリック。
追記:2025年8月時点のWindows版(2.37.32)では「File」列がないため、Name列の「ixbrl-viewer」というPlug-in Moduleを選択する。(Name自体は昔から変更なし)
・プラグイン適用のため、Arelleの再起動を促されるので、それに素直に従う。
・Plug−in Managerに「ixbrl-viewer」が登録され、これでinline XBRL Viewerの準備は完了となる。
※参考:以下は、Windows版Arelleの画面ではあるが、上段の窓に「ixbrl-viewer」とあり、同じく適用されたことが確認できる。
・あとは最初に読み込ませたものと同じInlineXBRLファイルをArelleでオープンしてみる。
(以下Viewerの見栄えや機能は、バージョン変更により変わっている可能性がある)
・iXBRLViewerPluginを適用したため、webブラウザでinlineXBRL Viewerが起動する。
XBRLの項目として定義されている所をクリックすると、当該箇所が枠で囲まれ、その情報(Concept,Dimensions,Date,FactValueなど)が画面右に表示される。
・画面右上の[ Display Options ]からHighlightをクリックし、チェックを入れる。(JapaneseとEnglishで、項目名称等の言語を変更可能。LabelLinkbaseのlang属性で切り替えている、ように見える)
・すると、あら不思議、XBRLでタグ付けされた勘定科目や報告項目が緑でハイライトされる。これにより、XBRLデータとして取得できる情報か否かが画面上で簡単に判別できる。
直接テキストエディタやブラウザ上からソースコードを見るよりも、Arelleを利用する方が簡易に多くの情報を確認できるため、よければ試してみることをおススメする。
ここからは2025年の追記事項:財務諸表等に関する「Attachment」フォルダ配下のInlineXBRLファイルについても、「Summary」フォルダ配下のInlineXBRLファイルと同じように、ArelleのViewerで開く方法をいかに記載する。
・今度は別のPlug-inが必要になる。ここでは「Inline XBRL Document Set」というPlug-inも入れる。
・Plug-inの説明にもあるが、これによりTDnetで提供されるmanifestファイルを開くことができるようになる。
・manifestファイルには、複数のInlineXBRLファイルのファイル名称が定義されているため、manifestファイルを読み込むと、財務諸表定義で分割された複数のInlineXBRLファイルを同時に読み込むことができる。(「Summary」は1ファイルだったため問題が生じなかったが、「Attachment」で複数のファイルを読み込むためには「manifest.xml」を読み込むことになる)
・実際に「Attachment」フォルダのmanifest.xmlをArelleから開いてみる。
・すると、タブ形式で、BSやPLなどを表示することができる。
・右上の「XBRL Elements」という項目にチェックを入れればハイライトもされるし、いつもどおり金額をクリックすると、ConceptやLabel情報などを簡単に確認することができる。
※いつの間にか色で科目や項目のプレフィックスが分かるようになっており、便利になっていた














