はじめに
この記事ではgitの使い方を「これはどのような意味?」ではなく「どうやったら使えるか」を中心に書きます.なので,時間がない人,とにかく一回成功させてみたい人向けです.

ここだけLinux,Windows向けの話
gitが最初から入っていないので以下の記事を参考にインストールをしてください
Linux向け
Windows向け
そもそもgitとは
「バージョン管理ツール」ってよく言われます.僕は簡単に説明する際にタイムマシンとも呼んでいます.
つまりどうゆうことかといいますと,
1日目: コードAを書いた
2日目: コードAにBを追記した
3日目: コードAにCを追記した
4日目: コードAにDを追記した
5日目: コードC,Dにバグ発見!全く別物のコードが必要になった!!
-
ここでgitがないとき
さて,どれが3,4日目に書いたコードかわからなくなってしましました.
A「その一行,2日目のコードだっけ?」
B「いや,3日目のコードだよww」
A「じゃあ消すか」
~次の日~
A,B「やばい!昨日消したコード必要だった!!」 -
ここでgitがある時
2日目と3日目の間にタイムワープできます
はい,便利ですね.他にも共同開発の効率化だったりクラウドストレージとしてだったり様々な用途で使えます.
GitHubの登録
ここにアクセスしてください.
そしたら右上のsign upを押して,必要な項目を入力した後,メール認証すれば終わりです.
準備
そのまま左上あたりの「create repository」を押してください.
こんな感じになるので,repository nameに「Test」とか入れてください.これは,レポジトリと呼ばれるgithub上のフォルダを新規作成して,名前をつけているような物です,
終わったらデスクトップに戻ってください.そしたら,好きなように新規フォルダと中にファイルを作ってください.なんでもいいです.このフォルダとgithub上のレポジトリを対応付けます.今回は非公開リストとか記載しないので個人情報とかはかかないでください.全部ネットに上がります.
そこまでやったらターミナル(コマンドプロンプト・端末)でそのフォルダへ移動してください
最初一回だけ打つコマンド
これ是非覚えてください!!(でもググれば無限に出てきます)
$ git init
$ git remote add origin ここにさっき作ったレポジトリのURL
さっき作ったレポジトリのURLとはhttps: // github.com/あなたのユーザーネーム/レポジトリ名(もしtestと言う名前ならtestです)
これでフォルダとレポジトリが紐づきました.
毎回打つコマンド
これも是非覚えてください!!(同じくググれば無限に出てきます)
$ git add --all
$ git commit -m 'コミットメッセージ'
$ git push -u origin master
ここで注意点です.初めてgitを使うときだけ(多分)メールアドレス,ユーザID,パスワードあたりを聞かれることがあります.そしたら答えてあげてください.
また,二行目のcommitメッセージなんですが,「何を変更したか」を書いてください.でも今回は「初めてのgit」「test」などなんでもいいです.
結果
githubの方も見てみましょう.リロードするとこんな感じになっています.これで成功です!おめでとう!
pushできない時に試すべきコマンド
原因がわからないので「お試しあれ」って感じなんですが,この辺で治ることがあります.あくまで参考です.
$ git pull origin master
$ git fetch origin
最後に
とりあえず「できた!」を体感していただけたのなら幸いです.意味はわからなくても,「できた」の後に「このコマンドの意味はなんだろう」で僕はいいと思ってます.なのでもし興味を持てましたら調べてみてください.また何か抜けてればご指摘いただけると幸いです.