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Nintendo 3DSのRボタンが反応しなくなったので分解修理した話

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背景

知人からもらったドラクエ9がやりたくて久々に起動したものの、Rボタンが押せなくなっていました。ドラクエ9はLかRのどちらか片方生きていれば遊べますが、折角なので直してみることにしました。ちなみに修理サポートは2年前に切れています
私はこの分野は素人なので、「この記事を見て真似をする」というよりかは、「こんな雰囲気で治したんだ〜👀」くらいに思っていだけるとありがたいです。

用意するもの

Mustなもの

  • ピンセット
  • #0000プラスドライバー
  • はんだごて、はんだ(1cmあれば十分)
  • 接点復活スプレー
  • 散らかっていない綺麗な机

あると嬉しいもの

  • ピンセット(二本目)
  • ピンセット(プラモデルなどで使う先が細いもの)
  • #0000プラスドライバー(先端が磁石になっているもの、手の部分が太くて回しやすいもの)
  • はんだごて(温度調節ができるもの)
  • 潤滑スプレー

作業開始

今回はこの青い3DSを使っていきます。あらかじめ電源は切っておきましょう。
IMG_2142.jpg

まずはひっくり返して上部の4つのねじを外します。この時はこの安い100均のドライバーで十分だろと思って写真を撮りましたが、実際は#0000が必要で、このドライバーは#000なので開きません。
IMG_2143.jpg

開けるとバッテリーパックがあるので、これを抜きます。
IMG_2144.jpg

また、ここに8,9個くらいの黒いねじと、上部の銀色の箇所に1つのねじがあるので、これを全部外します。私の場合、このネジが錆びていたので、ここで少量の潤滑スプレーを刺しました。刺して半日するとスルッと開きました。
このねじは無くさないようにしましょう。

開けるとこのようになっています。当然上のカバーについているボタンと下の基盤が繋がっているので、慎重に開けます。赤い印がついているところは外れます。

IMG_2149.jpg

左右のボタンを覆う黒いプラスチックのカバーを外します。これは右側にあるLボタンです。この辺りから複雑になっていくので、適宜写真をとっておきます。

IMG_2150.jpg

左右で若干形が違いますがこのように分解できます。これは左側にあるRボタンです。ここにゴミが挟まっている場合は取っておきましょう。私の場合は左中央に写っている謎の木材が挟まっていました(しかし、これはおそらくRボタンが反応しない原因ではありません)。また、特にバネなどの小さい部品を無くさないようにしましょう。

IMG_2151.jpg

先ほどの写真の左下に写っているボタンを分解していきます。このボタンははんだで固定されているので、はんだごてを用意します。私のはんだごては確か15~20年くらい前の超古いものですが、今回はまあ何でもいいです。

IMG_2152.jpg

ボタンの左側が外れました。そのままピンセットなどを用いて開けます。
IMG_2153.jpg

開けるとゴム、丸い金属が取れます。これらを入れていた黒いケースの底が錆びているため、ピンセットなどで剥がしてから接点復活スプレーをさします。
IMG_2154.jpg

再度はんだを使ってボタンの蓋を閉じてから、ボタンを元の位置に戻します。

IMG_2155.jpg

黒いカバーを付けます。

IMG_2156.jpg

バッテリーの裏側の金属の板を取り付けて、ねじを閉めます。

IMG_2157.jpg

右側(Lボタン)も同じようにやっていきます。

IMG_2158.jpg

両方のボタンを取り付けできました。

IMG_2159 2.jpg

開けた時と同じように、ボタンを接続してからカバーを閉めます。先に閉めてらバッテリーを繋いで起動確認&ボタン押せるか確認をしましょう。

\(≧◇≦)/ Rボタン復活!!!!!!✌️✌️✌️

(ホーム画面でカメラを起動するボタンとしてL+Rが割り当てられており、Rを押すと画像のようにRの部分が黒くなります。)

IMG_2161.jpg

最後同じようにバッテリーパックの周りのねじを締めたら完了です!

IMG_2162.jpg

おわりに

10年以上前でも非常に楽しめるゲームを開発してくださった方々、そして今後も開発し続けているゲーム業界の皆さんありがとうございます!!

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