6
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

Qiita株式会社Advent Calendar 2023

Day 12

Astro 製ドキュメントテーマの Starlight を導入する

Last updated at Posted at 2023-12-11

この記事の概要

Starlight は Astro を用いて作られたドキュメント用の仕組みです。
Astro の公式ドキュメントも Starlight を用いて作られています。

使い方を調べてみたいので、備忘録がてら記事にします。

セットアップ

公式ドキュメントには npm, yarn, pnpm でのコマンドが紹介されていました。
今回は pnpm で進めます。1

pnpm create astro --template starlight

対話型でオプションを選択しました。

  astro   Launch sequence initiated.

   dir   Where should we create your new project?
         ./project-name
      ◼  tmpl Using starlight as project template
 ██████  Template copying...

  deps   Install dependencies?
         Yes
 ██████  Installing dependencies with pnpm...

    ts   Do you plan to write TypeScript?
         Yes

   use   How strict should TypeScript be?
         Strict
 ██████  TypeScript customizing...

   git   Initialize a new git repository?
         Yes
 ██████  Git initializing...

  next   Liftoff confirmed. Explore your project!

         Enter your project directory using cd ./project-name
         Run pnpm dev to start the dev server. CTRL+C to stop.
         Add frameworks like react or tailwind using astro add.

         Stuck? Join us at https://astro.build/chat

╭─────╮  Houston:
│ ◠ ◡ ◠  Good luck out there, astronaut! 🚀
╰─────╯

起動します。

pnpm dev

まずは無事に表示されました。

ドキュメントの基本的な書き方

次に、Markdown を用いて具体的なドキュメントを書いていきます。
はじめから src/content/docs に Markdown ファイルが格納されています。

.
├── README.md
├── astro.config.mjs
├── package.json
├── pnpm-lock.yaml
├── public
│   └── favicon.svg
├── src
│   ├── assets
│   │   └── houston.webp
│   ├── content
│   │   ├── config.ts
│   │   └── docs
│   │       ├── guides
│   │       │   └── example.md
│   │       ├── index.mdx
│   │       └── reference
│   │           └── example.md
│   └── env.d.ts
└── tsconfig.json

フォルダの階層にあわせて左サイドバーにナビゲーションが生成されています。

  • Guides
    • Example Guide
  • Reference
    • Example Reference

localhost_4321_guides_example_.png

もっと階層を深くすることも可能です。
後半で説明します。

基本的には Markdown でドキュメントを書くつもりであれば大丈夫です。

一部独自の記法があるので紹介します。

まずは、余談的な要素です。
Qiita にも似たような記法がありますね。
タイトルを変えたいときは :::note[別のタイトル] のように記載すれば OK です。

:::note
補足説明的なテキスト
:::

:::tip
tips に関するのテキスト
:::

:::caution
注意を促すテキスト
:::

:::alert
アラートのテキスト
:::

また、Expressive Code を用いた拡張記法にも対応しているようです。

ドキュメントを拡張する

Starlight は中身が Astro なので、拡張子が .astro のコンポーネントを作って利用できます。

また、以下のビルトインコンポーネントもあります。

  • Card
  • CardGrid
  • Icon
  • Tabs
  • TabItem
  • LinkCard

ナビゲーション

ディレクトリ構造にあわせることも、自分で明示的に設定することもできます。

astro.config.mjs 内にある sidebar の項目で autogenerate を指定すればディレクトリ通りに、明示すれば順番やラベルテキスト含めて自由に作成できます。

サイト全体の設定

最後にサイトタイトルやロゴ、説明文などの設定です。

astro.config.mjs の中で設定を変えられます。
最低限で言えばタイトルだけあれば OK です。

最後に

Astro 自体の使い勝手が良いので、 Starlight への期待も高まっています。
現在は自分のポートフォリオを Astro で 1 から作っているのですが、なんならこれでも良いかもしれない……と揺らいでいる最中です。

  1. 自分は最近 bun を使っているのでそちらを試したところ、初回起動にも関わらず画像が表示されませんでした。そのため今回は pnpm を使っています。大した情報でもありませんが念の為。

6
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
6
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?