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お題は不問!Qiita Engineer Festa 2023で記事投稿!

色を毎回指定せず、currentColor をベースにちょっと薄くしたり濃くしたりしたいんだよなあ……そうだ!

Last updated at Posted at 2023-07-21

この記事の概要

CSS の currentColor は、その要素の color を引き継いで色を指定することができます。

文字とまったく同じ色のボーダーを引きたいとか、アイコンの色指定をしたい、というときはかなり重宝するのですが「少しだけ薄くしたい」みたいな場面もあると思います。

上手いことできないかな?と思っていたら、それなりに上手いことできたので記事にしました。

完成形

上から順に黒、赤、青のテキストが並んでいて、それぞれの文字色より少し薄い色でボーダーを引いてあります。
ボーダー指定をしているのは p のみで、それぞれのクラスでは何も触っていません。

See the Pen Untitled by Keisuke Watanuki (@xrxoxcxox) on CodePen.

仕組み

color-mix() を使用します。

書式の見本
background-color: color-mix(in srgb, #f00 30%, #000); /* in 色空間, 1つ目の色 濃さ(省略可能), 2つ目の色 濃さ(省略可能) */

この色指定に currentColor も使えるため、#fff#000 あるいは transparent などと組み合わせることで、今の color を基準に調整した色を背景色やボーダー色にも使えるようになります。

色が違うだけのユーティリティクラスを作らずに済みそうで、多少効率化が図れるような気がしています。

最後に

こういう色を作るときは視覚調整が必要がちで、既存のカラーパレットから少しだけ違う色を生み出さないといけない……ってパターンも見かけます。
ただ、 currentColor がベースであれば堅牢性や保守性の意味で多少マシな気がするので、どこかで使えるかもしれません。


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