背景
前回 の続きとして、謎の集団Zeneloでは最近スクラムを正式導入することをできました。
今回はこれを機にスクラムに最適な管理ツールを探したいと思います。
Asanaの説明
Use Asana to manage your team's work, projects, & tasks online · Asana
Asana(アサナ)とは、ビジネスを成長させる目標、プロジェクト、および日常業務に集中し続けるためにチームが使用する作業管理プラットフォームです。
詳細について上記の公式サイトをご参考ください。
今回の用語説明
- Task: 文字通りタスクのこと。 Asanaではタスクを複数のProjectに属させることができます。
- Project: タスクを束ねる概念、プロジェクトの粒度は使う人次第なので、柔軟な使いわけがえきる。
今回はこちらの二つのProjectを使って説明していきたいと思います。
- PBL: Product Backlog, スクラムチームが今持っている課題とその打ち手を管理するProject。
![屏幕截图 2018-12-25 02.59.26.png](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fqiita-image-store.s3.amazonaws.com%2F0%2F76135%2F3d87344f-38a8-5d0f-b932-d7b5dca5d9f2.png?ixlib=rb-4.0.0&auto=format&gif-q=60&q=75&s=4b1b96dbade20587ad8049aa6ef77037)
![屏幕截图 2018-12-25 03.00.50.png](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fqiita-image-store.s3.amazonaws.com%2F0%2F76135%2Fc26abd49-7743-62d9-d40e-69c16a3349da.png?ixlib=rb-4.0.0&auto=format&gif-q=60&q=75&s=67edee52ee086dc495c4f135e916ffc1)
セレモニー別で見るAsana
では早速、スクラムの各セレモニーでどう使うのかをみっていきます。
Product Backlog Refinement
こちらのセレモニーでは主に、今対応中のPBLのアイテム(PBI)以外のものについて話し合って、詳細化します。
セレモニーの最後に、優先度の高いのアイテムについて、ある程度明確になっていることが目標です。
話し合った成果をAsanaのPBLプロジェクトに更新する。
![屏幕截图 2018-12-25 03.15.14.png](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fqiita-image-store.s3.amazonaws.com%2F0%2F76135%2Fc5a79428-4902-0918-5893-ba884a30206f.png?ixlib=rb-4.0.0&auto=format&gif-q=60&q=75&s=8d74f2f2494d819d640730104d03463b)
例えばこちらでは、Story1と2について明確化しました。
- Storyそれぞれに対して説明を追加して、明確化しました。
- Story1が大きいので、二つ分割しました。
Sprint Planning
こちらのセレモニーではPBL上位のアイテムについてさらに議論して、1Sprintでできるアイテムを見積もって、作業できる単位に細分化し、メンバーにアサインします。
セレモニーの最後に、各メンバーがこれからの作業について明確なイメージを持つことを目指します。
その結果をPBLのProjectに反映しつづ、Sprint #nのプロジェクトにも入れます。
![屏幕截图 2018-12-25 03.20.32.png](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fqiita-image-store.s3.amazonaws.com%2F0%2F76135%2F8d5767c2-0b97-9443-7b16-a563a3520115.png?ixlib=rb-4.0.0&auto=format&gif-q=60&q=75&s=fff6a4868230630f45d20905bea125fd)
- 各PBIを必要に応じてさらに細分化しました。
- アサインを決めました
- Sprint #1 にも入れました。
![屏幕截图 2018-12-25 03.23.18.png](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fqiita-image-store.s3.amazonaws.com%2F0%2F76135%2F305621de-7fec-dca8-726c-69a2fc3f4731.png?ixlib=rb-4.0.0&auto=format&gif-q=60&q=75&s=6f8a076fea6acb98d6196b0061f08135)
Sprint #1
- 自動的にTODOに入りました。
Daily Scrum
Sprint中なら毎日やるセレモニーです、チームメンバーが作業の進捗共有や、新たな知識をチームに共有するのが目的です。
Sprint #n のプロジェクトを更新しながらやるのはいいじゃないでしょう。
※ 各Taskについて、チームメンバーが随時コメントでコミュニケーションできます。
Sprint Review
Sprint完了時できたこと、出来なかったことを全員でレビューするセレモニーです。
参加者がユーザの視点から、今のプロダクトの状況を素直に見ることができる。
こちらも、Sprint #n のプロジェクトの状態を見ながらレビューするのがいいと思います。
![屏幕截图 2018-12-25 03.27.21.png](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fqiita-image-store.s3.amazonaws.com%2F0%2F76135%2Fa6ad22c6-6837-96fb-d119-fac491f04448.png?ixlib=rb-4.0.0&auto=format&gif-q=60&q=75&s=ce30a4b583e51e2d882843c78cdb7691)
![屏幕截图 2018-12-25 03.28.01.png](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fqiita-image-store.s3.amazonaws.com%2F0%2F76135%2Fdb4b901d-55e0-234f-c473-897dcd6cc194.png?ixlib=rb-4.0.0&auto=format&gif-q=60&q=75&s=4df2c83090f83e571a471d38a8d3de90)
※ 複数のProjectに入っても、同じTask参照しているので状態が同期されています。
Retrospective
各チームが1Sprintでのできことを振り返りしつづ、自分たちの働き方を改善するのは主なお目的です。
Sprint #n のプロジェクトで新しいColumnを足して追記するのはいいと思います。
![屏幕截图 2018-12-25 03.31.40.png](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fqiita-image-store.s3.amazonaws.com%2F0%2F76135%2F7351deb4-595f-87ba-1c55-dfaaa33f6d35.png?ixlib=rb-4.0.0&auto=format&gif-q=60&q=75&s=32d0cc73f4d25e5e4bdc3e0d4063fbe5)
※ やったことと振り返りを同時に見れます
まとめ
実際に運用してないが、イメージで書きましたが、これぐらいなら軽くAsana&スクラムを始まれそうではないでしょうか?