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Amazon Data Lifecycle Manager (DLM) でAMIライフサクル管理

Last updated at Posted at 2020-12-03

概要

2020/11/09のアップデートで、「Data Lifecycle Manager で AMI ライフサイクル管理が利用可能に」の発表がありました。
DLMでAMIバックアップを試してみたいと思います。

Data Lifecycle Manager で AMI ライフサイクル管理が利用可能に

Amazon Data Lifecycle Manager とは

EBSスナップショットとAMIの作成、保存、削除を自動化してくれる機能です。

【小ネタ】
 2020/11/27時点で日本語公式サイトは更新されていませんでした。
 最新情報は英語版を確認しましょう。
 日本語
 https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSEC2/latest/UserGuide/snapshot-lifecycle.html
 英語
 https://docs.aws.amazon.com/AWSEC2/latest/UserGuide/snapshot-lifecycle.html

やってみた

マネジメントコンソールからEC2の管理画面を開き、左メニューの「ライフサイクルマネージャー!をクリックします。

dlm_ami_01.png

「ライフサイクルポリシーを作成」ボタンを押します。

dlm_ami_02.png

ライフサイクルポリシー作成画面に移動するので、ポリシータイプを「EBS-backed AMIポリシー」を選択、説明、ターゲットとなるタグを指定します。

dlm_ami_03.png

IAMロールは、デフォルトロールを選択
※ 既にロールが存在する場合は、別のロールを選択でもOK

dlm_ami_04.png

ポリシースケジュール1に「スケジュール名」、「頻度」、「取得間隔」、「開始時間」、「保持タイプ」、「保持する」を設定します。
サンプルでは1時間ごとに3世代保持と設定しました。

dlm_ami_05.png

取得したバックアップに追加で設定するタグを指定します。

dlm_ami_06.png

クロスリージョンコピーの設定をします。
(オプション)なので指定しなくても良いが検証のため設定しました。

dlm_ami_07.png

最後にインスタンスの再起動の実施、作成後のポリシーステータスを指定し、「ポリシーの作成」ボタンを押します。

dlm_ami_08.png

以下のような成功メッセージが表示されればライフサイクルポリシーの作成が完了です。

dlm_ami_09.png

設定後の確認

しばらく待ちます・・・

東京リージョン

想定通り、1時間ごとに3世代AMIバックアップを取得できていました。

dlm_ami_21.png

ソウルリージョン

クロスリージョンコピー先ですが、こちらは履歴管理はしてくれない模様です。
確かに設定はないですが、長時間放置したら、273個もAMIバックアップがコピーされていました。。。
クロスリージョンコピーを指定する場合は注意が必要そうです。

dlm_ami_22.png

所感

数年前にEBSスナップショットのライフサイクルが取得可能となり、今回、AMIでも利用可能となりました。
以前は、Shell、Cronなど。その次にLambdaなどで自前実装していたため、機能として実装されると非常に楽になったなぁと感じました。

誰かのご参考になれば幸いです。

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