巨大な桁の足し算

1.問題

2つの巨大な桁数(ただし2つの数字の桁数は同じ)の足し算を実行する処理を考える。

2.４桁同士の足し算例

巨大な桁数というテーマだったため、下記のように各桁構成が
わかるように図示していく。
PCの性能の許す限り、桁数の制限なく整数として加算できる言語もある(python)が,
そうでない言語の場合は下記のように考えていく必要がある。

  9999
+9998
————-
19997

3桁目までの文字列は前の桁の繰り上がり数と、各桁の足し算の１桁目で構成される事がわかる。
4桁目の足し算では、3桁目の繰り上がり＋4桁同士の足し算の結果を3桁目までの文字列と連結すれば
いい事がわかる。

3.コード例(Python:文字列処理をしたもの)

#2つの数字の入力
in1=input()
in2=input()
#入力文字列の長さ
len1=len(in1)
#出力結果文字列
str1=''
#前の桁の繰り上がり状態0:繰り上がりなし 1:繰り上がりあり
p_fugo=0

for i in range(len1):
    c1=in1[len1-i-1:len1-i]
    c2=in2[len1-i-1:len1-i]
    ret=int(c1)+int(c2)+p_fugo

    if ret >= 10 and i<len1-1:
        ret=ret-10
        fugo=1
    else:
        if ret<10 and i<len1-1:
            fugo=0

    str1=str(ret)+str1
    p_fugo=fugo

print(str1)

４.コード例(Python:整数として演算)

in1=input()
in2=input()

in3=int(in1)+int(in2)
print(in3)

５．コード例(PHP)

<?php
    // 自分の得意な言語で
    // Let's チャレンジ！！
    //2つの数字の入力
    $in1 = fgets(STDIN);
    $in1 = trim($in1);
    $in2 = fgets(STDIN);
    $in2 = trim($in2); 


    //入力文字列の長さ
    $len1=strlen($in1);
    //#出力結果文字列
    $str1="";
    //前の桁の繰り上がり状態0:繰り上がりなし 1:繰り上がりあり
    $p_fugo=0;

    for($i=0;$i<$len1;$i++){
        if($i>0){
            $c1=substr($in1,$len1-1-$i,1);
            $c2=substr($in2,$len1-1-$i,1);        
        }else{
            $c1=substr($in1,$len1-1-$i);
            $c2=substr($in2,$len1-1-$i);
        }
        $ret=(int)($c1)+(int)($c2)+$p_fugo;

        if($ret>=10 && $i<$len1-1){
            $ret=$ret-10;
            $fugo=1;
        }else{
            if($ret<10 && $i<$len1-1){
                $fugo=0;
            }
        }

        $str1=strval($ret).$str1;
        $p_fugo=$fugo;
    }

    echo $str1;
?>

入力

19477493103053478137749318918913894542872478759819
19384757571019848171788474166467574776163353517133

出力結果

38862250674073326309537793085381469319035832276952