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CentOS 7をL2TP VPNにつなぐ

Last updated at Posted at 2020-11-13

この記事では、CentOS 7をL2TP VPNに簡単につなぐ方法を紹介しています。

はじめに

テレワーク/在宅勤務で、職場のVPNに繋いで仕事をするケースが増えてきました。CentOS 7でのlibreswanやxl2tpdの設定は結構大変です。

しかし、NetworkManagerにL2TPプラグインをいれれば、GUIメニューから、L2TPクライアントを簡単に設定・接続することができます。

(CentOS 7.8で試しました)

NetworkManagerプラグインのインストール

まず、NetworkManagerにL2TPプラグインを、yumでインストールします。
その後、NetworkManagerを再起動します。

$ sudo yum -y install NetworkManager-l2tp NetworkManager-l2tp-gnome
$ sudo systemctl restart NetworkManager

L2TPクライアント接続設定

ここからは、GUIによる操作です。

設定メニューから、接続先のL2TP VPNの設定をしていきます。

[アプリケーション] → [システムツール] → [設定] を選ぶと、設定のウインドウが表示されます。
表示されたウインドウの左のメニューから [ネットワーク] を選びます。

l2tp-setting-1.png

VPNの右側にある「+」マークをクリックすると、「VPNの追加」のダイアログボックスが表示されます。“Layer 2 Tunneling Progocol (L2TP)”が追加されているのがわかります。

l2tp-setting-2.png

「Layer 2 Tunneling Protocol (L2TP)」をクリックすると、「VPNの追加」ダイアログボックスが表示されます。

l2tp-setting-3.png

各項目を記入します。その後、「IPsec Settings...」をクリックすると、「IPsec Options」のダイアログボックスが表示されます。

l2tp-setting-4.png

「Enable IPsec tunnel to L2TP host」にチェックを入れ、「Pre-shared key」に事前共有鍵を記入し、「OK」を押します。

接続先の設定はこれで終了です。

VPNに接続する

入力したVPNが追加されています。その項目の右にあるスイッチを「オン」にするとVPNに接続されます。

l2tp-setting-5.png

もっと手軽な操作

また、画面右上のバーにあるプルダウンメニューからも手軽にVPN接続メニューにアクセスできます。いちいちメニューを開かなくてすむので少ない操作で接続できます。

l2tp-setting-9.png

もしこれでうまく接続できない場合は、システムを再起動してみてください。

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