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電子チケット 101 - 入場管理の仕組みと流れ

Last updated at Posted at 2024-05-03

PythonとQRコードを使った電子チケット入場管理

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Pythonの基礎文法を書けるのが前提となります。
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なぜPython?

電子チケットを作成して入場管理を行うには、様々なパッケージが公開されていて、誰にでも親しみやすいPythonが好ましい。Pythonは様々なパッケージを利用してウェブサイト作成や簡単なアプリ開発から、オリジナルのマクロを作成したりと使用用途は無限大である。そんななかで、今回はPythonのQRコードを作るパッケージを使用する。
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わからないことがあったらいつでもSlackやLineで聞いてね〜
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仕組み

QRコードチケットをつかった入場管理の流れは、こんな感じです:
準備段階

  1. 一人一人のチケットにIDを振り、QRコード 1 を作成する。

    例:「J2D45番 中林 中太郎」という文字列をID化した文字列が書いてあるQRコードを作成。このQRコードを読むと、「2445」というIDがそのまま表示される。

  1. チケットのIDと、その人の関連情報をデータベース 2 に保存する
    データベースの例:

    名前 ID 入場状態(未/済)
    J2D45番 中林 中太郎 2445
  2. 終わり

本番

  1. 提示されたQRコードを専用のQRコードリーダーで読む

    QRコードリーダーは読んだ情報をパソコンにそのまんま「入力」します(キーボードみたいに)

  2. リーダーが読んだ情報をデータベースと参照する

    名前ではなくIDで参照しよう

  3. マッチしている「ID」の「入場状態」を「済」に変更する

    このとき既に「済」となっていたらエラーとなる

  4. 終わり

開発のステップ基礎

  1. パーツ分け:全体のシステムを「仕組み」単位に分割して、仕組みの中に必要なそれぞれのパーツとその役割を考える
  2. 関係性:それぞれのパーツが互いにどう触れ合うかを図で書いて表す(可視化)
  3. 作成:図に書いた通りに実装する

まとめ

音楽祭や文化祭でしようする予定の、QRコードを使った電子チケットシステムの仕組みについて解説しました。興味がある方は、Pythonを使ったQRコードの作り方もチェックしてみてください。

次のレッスンに進む

  1. データを一瞬で読める画像に変換する技術

  2. テーブル式(行列)でデータを保存しておけるもの(ファイル)

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