PythonとQRコードを使った電子チケット入場管理
Pythonの基礎文法を書けるのが前提となります。
Pyhonが書けない方はこちらの教材がおすすめです:
https://qiita.com/katsuki_ono/items/2dd1ff68dd4e740eb2ab
https://qiita.com/AI_Academy/items/b97b2178b4d10abe0adb (長め)
なぜPython?
電子チケットを作成して入場管理を行うには、様々なパッケージが公開されていて、誰にでも親しみやすいPythonが好ましい。Pythonは様々なパッケージを利用してウェブサイト作成や簡単なアプリ開発から、オリジナルのマクロを作成したりと使用用途は無限大である。そんななかで、今回はPythonのQRコードを作るパッケージを使用する。
:::note info
わからないことがあったらいつでもSlackやLineで聞いてね〜
:::
仕組み
QRコードチケットをつかった入場管理の流れは、こんな感じです:
準備段階
- 一人一人のチケットにIDを振り、QRコード 1 を作成する。
例:「J2D45番 中林 中太郎」という文字列をID化した文字列が書いてあるQRコードを作成。このQRコードを読むと、「2445」というIDがそのまま表示される。
-
チケットのIDと、その人の関連情報をデータベース 2 に保存する
データベースの例:名前 ID 入場状態(未/済) J2D45番 中林 中太郎 2445 未 -
終わり
本番
- 提示されたQRコードを専用のQRコードリーダーで読む
QRコードリーダーは読んだ情報をパソコンにそのまんま「入力」します(キーボードみたいに)
- リーダーが読んだ情報をデータベースと参照する
名前ではなくIDで参照しよう
- マッチしている「ID」の「入場状態」を「済」に変更する
このとき既に「済」となっていたらエラーとなる
- 終わり
開発のステップ基礎
- パーツ分け:全体のシステムを「仕組み」単位に分割して、仕組みの中に必要なそれぞれのパーツとその役割を考える
- 関係性:それぞれのパーツが互いにどう触れ合うかを図で書いて表す(可視化)
- 作成:図に書いた通りに実装する
まとめ
音楽祭や文化祭でしようする予定の、QRコードを使った電子チケットシステムの仕組みについて解説しました。興味がある方は、Pythonを使ったQRコードの作り方もチェックしてみてください。