個人的おうちクラウド2023
自分が設定とか入れるとときに気をつけないといけないメモをだらだら書いてます。
2023/2/26追記
UserConでしゃべった内容も含めてコメントを追記しました。
永続的スクラッチ場所変更
vSANをNUCに構築する際、基本的にUSBメモリにESXiをインストールしないとストレージが足りなくなる。
が、公式のドキュメントには以下がかかれている。
レガシー SD デバイスおよび USB デバイスは、次の制限付きでサポートされます。
SD および USB デバイスは、ブート バンク パーティションではサポートされます。最高のパフォーマンスを得るには、ESX-OSData ボリュームの /scratch および VMware Tools パーティションを格納する 32 GB 以上の別個のパーシステント ローカル デバイスも用意します。パーシステント ローカル デバイスに最適な容量は 128 GB です。ESX-OSData パーティションを格納するために SD および USB デバイスを使用することは推奨されません。
ESXi 7.0 Update 3 以降では、起動デバイスが、HDD、SSD、NVMe デバイスなど、ローカル パーシステント ストレージを持たない USB または SD カードの場合、VMware Tools パーティションが RAM ディスクに自動的に作成されます。詳細については、ナレッジベースの記事KB83376を参照してください。
/scratch パーティションをローカル パーシステント ストレージがない USB または SD カードに割り当てると、警告が表示され、フラッシュ メディア デバイス上のブート バンク パーティション以外のパーティションを作成または構成できません。最適なパフォーマンスを得るには、/scratch パーティションを RAM ディスクに設定します。また、/scratch パーティションを構成した後に、SAN または NFS に移動することもできます。詳細については、ナレッジベースの記事 KB1033696 を参照してください。
SD フラッシュ ストレージ デバイスに ESXi をインストールする特定のサーバ モデルでは、サーバ ベンダー承認の SD フラッシュ デバイスを使用する必要があります。検証済みデバイスのリストについては、partnerweb.vmware.comを参照してください。
SD カードまたは USB を使用する環境の最新のガイダンスについては、ナレッジベースの記事 KB85685 を参照してください。
適切な SD または USB 起動デバイスを選択する手順については、ナレッジベースの記事KB82515を参照してください。
基本的にちゃんとログを保存できるストレージを別に用意しないとサポートしないっていう意味かと(確か書き込み回数が多すぎてすぐ壊れてしまうというのが理由だったかと。
vSAN環境を自宅とかに作る場合には必須の設定なので、忘れずに設定するべし。
どうせPSODがでてもどうしようもないので再起動させる
あるあるなのだが、自宅の環境を再起動かけたときにPSODが発生してしまう可能性もゼロではない。
(筆者はメンテナンスで落としたときによく見かけるので手動でNUCの電源を落とさないといけなくていつも面倒と思っている)
自分のおうち環境なので問い合わせをするわけではないのでとりあえず再起動してくれと願うためのKB。
esxcfg-advcfg -s seconds /Misc/BlueScreenTimeout
seconds
の項目のところに秒数を入れる。自分の設定だと
esxcfg-advcfg -s 60 /Misc/BlueScreenTimeout
60秒で再起動してもらうようにしている。
面倒でもDNSを設定してvCenter構築しろよって話
ちゃんとやらないとアプデ時に引っかかってアップデートがうまくいかないことがある。
面倒でもDNSサーバーは立てて、構築時に合わせて名前解決をしないといけない。
意外と後回しにしていると引っかかりのポイントになりうる。
現代でもvSphere clientの設定をちゃんと見る話