条件を設定した際の実行方法について
環境
Kind | Software | Version |
---|---|---|
OS | Windows Server 2008 | |
JP1 Client | Automatic Job Management System 3 - View | 10-10-03 |
各設定について
.CONDITION(AND)
を使用した際
.CONDITION(AND)
とは
下記の設定です。
どういった場合に使うかというと、実行した10分後にもう一度実行、その10分後にさらにもう一度実行、....したい、といった状況です。
それ以外にも『イベントIDを設定してコマンドで呼び出す』、『メールを受信した際に呼び出す』等があります。
とりあえずなにかをトリガーにしたいときに使うものと覚えましょう
実行間隔制御についてもう少し詳しく話すと「10分間sleep」する制御なので
例えば昼の12時34分56秒
に実行を開始したとすると「10分間sleep」した結果、最初の実行は12時44分56秒
、次の実行は12時54分56秒
になります。
しかも実行は数ミリ秒ずつずれていきます。
なのでずれた結果、1日後には12時35分00秒
に実行しているかもしれませんね。
実行登録方法
実行登録から[登録方法:即時実行]→[起動条件:設定されていれば使用する]を選択してください。
OKを押した瞬間に「実行を開始」します。
上の例だとOKを押した10分後に最初の実行が動きます。
スケジュール
を使用した際
スケジュール
とは
下記画像の設定です
実行を開始する時間をあらかじめ指定しておいて、その時間がくるまでJP1を待機させるやりかたです。
どういった場合に使うかというと、例として毎日始業時間に処理を開始したい場合『9:00 AM JSTに設定しておく』等です。
上で説明した.CONDITION(AND)
だと時間にはルーズ(少しずつずれるし)なのでこちらを使用したほうがより正確に実行できます。
ちなみに、.CONDITION(AND)
と併用することもできます。
併用した場合9:00 AM JSTから6:00 PM JSTまで10分間隔で起動する
といったことができます。
併用する際も下に記載したスケジュール
の実行登録方法になります。
※.CONDITION(AND)
で紹介した実行登録方法を使うとスケジュール
が無視されて24時間ずっと10分間隔で起動する
といった動きになるので注意
実行登録方法
実行登録から[登録方法:計画実行]を選択してください。
ちなみにデーモン起動時に予定時刻超過
と実行登録時に予定時刻超過
にあるすぐに実行する
次回から実行する
の違いに関しての説明もしておきます。
デーモン起動時に予定時刻超過
とは、実行すべき時間が来た時にJP1のサーバーがJP1のソフトを落としていた場合
すぐに実行する
ソフトを起動した時にすぐ実行する
次回から実行する
次に実行すべき時間が来た時に実行する
実行登録時に予定時刻超過
とは上記のOKボタンを押したタイミングで
すぐに実行する
次回から実行する
ということ
おわり
(もっとわかりやすい表記にすれば良いのにね)