Python 3 エンジニア認定データ分析試験って?
一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が実施している民間試験です。
9/30まではベータ試験扱いですが、合格者は本認定されるそうです。
以下は公式からの転記です。
- 試験名称:Python 3 エンジニア認定データ分析試験
- 概要:Pythonを使ったデータ分析の基礎や方法を問う試験
- 受験料金:1万円(外税) 学割5千円(外税)
- 問題数:40問(すべて選択問題)
- 合格ライン:正答率70%
- 試験センター:全国のオデッセイコミュニケーションズCBTテストセンター
- 主教材:「Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書」(翔泳社)
勉強法
実質の勉強時間は8時間程でした。
主教材5章の応用が出題範囲でなかったため、コードを動かすよりも情報を頭に叩き込むというイメージで勉強しました。
実際には主教材を2周読破し、一部付属データのJupyterを動かしました。
受けてみた感想
制限時間は60分でした。8割程度の正解で、無事合格しました。
問題を解きながら、ただPythonを使ってデータ分析をするエンジニアではなく、分析目的や結果を周囲へ説明(見える化)できるステキなPythonicになろう!というメッセージを感じました。
エンジニア認定基礎資格と違うと感じたところは、以下の2つです。
・数学の知識(出題範囲に書いてある通り)
・機械学習関連の知識(本だけ100%は網羅できない印象を受けました)
JDLAのG検定のPython版っぽいなーという印象です。
回答終了後にベータ試験なので問題におかしいところがないか指摘するアンケートがありました。
これから受講される方へ
JDLA G検定を合格している人であれば機械学習関連の知識は問題なく解けると思います。
日頃機械学習に関わらずにPythonを使っている方は主教材の1章と3章を理解しないと落ちる可能性がありそうです。
Pythonをまったく使ったことがない方は、エンジニア認定基礎試験をとってからの受験をおすすめします。。。
最後に
教材が実際の業務フローに沿って説明が進むのでかなり勉強になりました。
もっとこうすれば楽にできるんだと思うメソッドも見つけられ、個人的にですが満足しています。
ステキなPythonistaを目指して頑張りましょう!