Google Homeについて
先日、GoogleHomeが日本でも発売されました。
「OK, Google」または「ねえ、Google」と喋りかけると起き上がり、いろんな質問に答えてくれる。
Nature Remoについて
そして少し経ってから「Nature Remo」が発売されました。
こちらは赤外線リモコンで行なっていた操作を覚えさせて、アプリで実行させることができます。
これらはそれぞれでも十分便利ですが、IFTTTで連携させると、音声で家電を操作できるようになります。
「ねえ、Google。電気消して」
「はい、電気ですね」
電気が消える
まさに未来が来たと感じた瞬間でした。
なので、今回はIFTTTを用いたデバイスの連携方法を解説します。
IFTTTについて
IFTTT(イフト)とは、「If this then that」の略で、「AしたらBする」のAとBを設定することで様々なサービスを連携させることができます。
例えば「午後6時になったら、Gメールを送る」とか「雨が降ったらTwitterで呟く」といったことが設定可能になる便利なサービスです。
これを使えば「GoogleHomeで何か喋ったら、NatuRemoを起動させる」といったことが可能になります。
連携方法
まずはIFTTTにアクセスしてアカウントを発行します。
アカウントを作成したら「My Applets」 にアクセスします。
右にある「New Applet」をクリックします。
このような画面になるので、「+this」をクリックします。
サービスを選択する画面になるので、「Google Assistant」を検索してアイコンをクリックします。
Choose trigger画面で、「Say a simple pharase」を選択します。
以下のような設定画面が出てくるので、文言を設定します。
三番目までは発言内容で四番目は発言内容に対する応答になります。
余談ですが、「目的語+助詞+動詞」はGoogleHomeに認識されにくいようで、
「目的語+動詞」とした方が、反応されやすかったです。
「create trigger」をクリックしてトリガーを作成した後は、NatureRemoと連携させます。
まずは「+that」をクリック
今度は「Nature Remo」と検索します。
これもまた連携が必要なので作成したアカウントと連携させます。
連携が完了するとこのような画面になるので、「Control home applications」をクリックします。
ここにはエアコン以外の記憶された赤外線信号の一覧です。
エアコン以外の家電の登録方法はこちらを参照のこと。
設定済みのボタンを選択して「Create action」をクリックします。
最後の確認画面になるので「Finish」を選択します。
これも余談です、「receive notification...」はOFFにしておいた方がいいです。
ONのままだと、IFTTTアプリをインストールした時に家電を操作するたびに通知が来るようになります。
しかもあとからOFFにしようとしても、アプレットを停止してからでないとOFFにできなかったり微妙に面倒です。
これで無事完成です。
後はしばらくしてから、Google Homeに話しかけてみるだけで、夢のIOT生活が始まります!
応用
定時にエアコン絶対消すマン
date&time 設定を利用することで自由度の高いオンオフタイマーを設定できる。
もし、「Every hour at」を選んでから、Nature Remoの「turn off air conditioner」を連携すれば、一時間ごとに絶対エアコンがオフになる設定が完成sします。
まあ、普通はそんな使い方をしないので、「Every day at」で夜中や出勤時に消し忘れを防ぐための設定を加えたりすると電気代の節約に役立つでしょう。
同じように照明のオンオフボタンが分離している機種なら、自動で照明をオフにできるので節電に役立つはずです。
外が寒かったら自動でエアコンオン
「weather underground」の「Current temprature drops below」を使えば、NatureRemoの「turn on air conditioner」との連携で、「現在の気温が10度以下なら暖房をつける」といったことが設定できます。
Find my phone in Japanese
今度はGoogle HomeとIFTTTの連携における応用です。
IFTTTをインストールしているアプリは「VoIP Calls」で携帯を鳴らすことができます。
これを使うことでiPhoneを部屋で紛失しても簡単に鳴らすことができます。
設定は簡単で、「Google Assistant」の「Say a simple pharase」で、「携帯を探して」的な文言を設定し、「VoIP Calls」の「Call my device」と連携させるだけ。
これで、部屋で携帯をなくしてもGoogle Homeが携帯に電話をかけてくれます。
Google Homeで呟いたらTwitterで呟かれる
IFTTT は Twitter も対応しています。
「Google Assistant」の「Say a phrase with a text ingredient」を使うことでgoogle Home経由でTwitterに文字通り呟くことができます。
「Twitter」の「Post a tweet」を選びます。
このまま「Create action」をクリックします。
これで「ねえ、Google。Twitter 祝GoogleHome連携できたよ!」と呟くことで、GoogleHomeに連携できるようになります。
ちょっと日本語がおかしいのはご愛嬌。
最後に
IFTTTを使うことで様々なデバイスを連動させることができます。
ここで紹介した以外にも様々な連携ができますので、様々な便利な連携方法を探してみては如何でしょうか?