OneNoteのフォントを一括で変更します。
いちいちページごとに変更するの面倒なんで一括で出来る方法を探した。この記事はその備忘録であります。
この方法で一括置換するのはセクションの中のページ全てです。ブック対象ではありません。
OneNote 2016をインストールする
- OneNote のダウンロードからOneNote2016をダウンロードします。下記OneStaticマクロを使うためです。
- インストールします。
Onetasticをインストールします
- Onetastic for OneNoteからダウンロードします。
- インストールします。
インポートするマクロの準備
下記コードをxmlファイルとして保存します。文字コードは UTF-16LE
です。
フォント・フォントサイズは自由に変更してください。ここではOneNoteデフォルトのフォントを指定しています。
下記XMLは既存のマクロをエクスポートし、修正しました。修正点はTitleの変更ループを最後に置いたことです。私の環境では、これをしないとTitleのフォントが変更されませんでした。
ちなみにOneStatic上のエディターでは有料バージョンでないと編集機能に制限があるため、エクスポートしてXMLを編集するのが最も効率が良いです。
<?xml version="1.0" encoding="utf-16"?>
<Macro id="M45D16A39F85D4F94AC768DE301C7853C" name="All Section Font 游ゴシック - Titles 游ゴシック 20, Texts 游ゴシック 14" category="Font" description="All Section Font 游ゴシック - Titles 游ゴシック 20, Texts 游ゴシック 14
修正" version="27">
<Metadata lastModifiedDate="2021-09-02T12:47:44.000Z" />
<Comment text="This macro is based on another macro named 'All Section Font HelveticaNeueLT Com 65 Md'" />
<ForEach var="ParagraphObject_3">
<Array>QueryObjects("Paragraph", GetCurrentSection())</Array>
<Expression>$ParagraphObject_3.fontName = "游ゴシック"</Expression>
<Expression>$ParagraphObject_3.fontSize = 14</Expression>
</ForEach>
<ForEach var="ParagraphObject_4">
<Array>QueryObjects("Paragraph", GetCurrentSection())</Array>
<If>
<Condition>!GetAncestorOfType($ParagraphObject_4, "Outline", $AncestorOfType_Outline_5)</Condition>
<Continue>1</Continue>
</If>
<Expression>$ParagraphObject_4.fontName = "游ゴシック"</Expression>
<Expression>$ParagraphObject_4.fontSize = 14</Expression>
</ForEach>
<ForEach var="ParagraphObject_6">
<Array>QueryObjects("Paragraph", GetCurrentSection())</Array>
<If>
<Condition>!GetAncestorOfType($ParagraphObject_6, "Cell", $AncestorOfType_Cell_7)</Condition>
<Continue>1</Continue>
</If>
<Expression>$ParagraphObject_6.fontName = "游ゴシック"</Expression>
<Expression>$ParagraphObject_6.fontSize = 14</Expression>
</ForEach>
<ForEach var="ParagraphObject_1">
<Array>QueryObjects("Paragraph", GetCurrentSection())</Array>
<If>
<Condition>!GetAncestorOfType($ParagraphObject_1, "Title", $AncestorOfType_Title_2)</Condition>
<Continue>1</Continue>
</If>
<Expression>$ParagraphObject_1.fontName = "游ゴシック"</Expression>
<Expression>$ParagraphObject_1.fontSize = 20</Expression>
</ForEach>
</Macro>
一括変換のマクロを追加する
- 「Macros」リボンから「New Macro」をクリックして新規マクロ作成画面を開きます。
- 「File」メニューの「Import」から準備しておいたマクロをインポートします。
3. 「Macros」メニューから実行します。
適当なセクションを作り、実験してくださいね! 失敗すると大変なんで…。
OneNoteの今後
Windows向け「OneNote」アプリは、Win32版に一本化 ~今後12カ月かけて強化へ - 窓の杜
このニュースを見ると今後もOneNoteのアップデートはあるようだ。
OneNote派は期待して待とう。