結論
-r
をつけましょう。
書式
# 書式
$ zip -r <圧縮後のzipファイル名> <圧縮するディレクトリのパス>
例1:/home/sigma/workを圧縮
$ zip -r sample.zip /home/sigma/work/
例2:カレントディレクトリ以下を全て圧縮
$ zip -r sample.zip *
解説
r
オプションは、<圧縮するディレクトリのパス>
で指定したディレクトリに含まれるディレクトリやファイルをまとめて圧縮するためのオプション。
つまり、r
オプションがなければディレクトリの中身は圧縮されないことになってしまう。
実質、zip
コマンドを使うときはr
オプションは必須。
感想
圧縮にはzipコマンドが使えることや引数の順番は覚えていたが、r
オプションについては忘れていたので、何度zip
しても空になってしまい焦った。
参考
- 三宅英明・大角祐介『新しいLinuxの教科書[初版]』(SBクリエィティブ株式会社、2015年)