8
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

GameWithAdvent Calendar 2019

Day 9

Stackdriver でWebサイトを死活監視する

Posted at

はじめに

Webサイトの死活監視といえば、StatusCake Site24x7 などが有名ですが、シンプルな外部監視を GCP の Stackdriver で実現する方法を説明します。
※ 2019/12/08 現在、本機能はまだ BETA の状態です。

Stackdriver とは

GCP で提供されている、パブリッククラウド向けの統合監視ツールです。
最近、オンプレミスでも利用できるようになったみたいです。
インフラのメトリックス、ロギング、死活監視など広く提供しています。

運用管理に関して、多種多様な機能を搭載しているのですが、今回は Web サービスの死活監視に絞った記事になります。

やり方

設定は、Stackdriver の「Uptime Checks」という項目で行います。
uptime_checks.jpg

選択後、一覧画面が表示されるので、「Add Uptime Check」から監視設定を追加します。
add_uptime_check.jpg

設定項目

※ 設定例はWebサイトを外部からURL経由で監視する例になります。

項目 内容 設定例
Title 設定名(URL監視の場合はURLを設定しておくと分かりやすい) https://example.com
Check Type プロトコル(HTTP/HTTPS/TCP) HTTPS
Resource Type 監視対象のリソース URL
Hostname 監視対象のホスト example.com
Path 監視URLのパス /
Check every 監視感覚 1 minute

基本的な設定は以上です。「Test」ボタンで設定の動作確認ができます。
成功した場合、以下のようなメッセージが出ます。
スクリーンショット 2019-12-08 22.22.49.png

問題なかった、「Save」で保存しましょう。

Advanced Options

一般的に外部に公開されているサイトの場合、上記設定だけで問題ないと思いますが、
特殊な条件でしかアクセスできないサイト(認証など)のために、追加の設定をすることもできます。

  • アクセスするポートの指定
  • サイトの死活監視をコンテンツでやる場合の設定(デフォルトはステータスコードチェック)
  • HTTPヘッダー情報
  • 監視のタイムアウト設定

通知設定

設定した、項目を選択し「Create Alert Policy」から設定できます。
create.jpg

タイトルのみ設定し、「Save」します。
スクリーンショット 2019-12-08 22.34.53.png

Notification(optional)で通知先を設定します。Email, Slack など色々選べるので、好きな通知先を選択しましょう。
notification.jpg

最後に最下部の「Save」をクリックして、設定を保存することによって、通知の設定は完了です。
途中、設定の説明メモなども入力できますが、必須ではなかったので飛ばしています。

さいごに

個人的によく使っている StatusCake に比べると設定の導線が少し分かりづらい印象がありますが、GCP をすでに利用している場合、GCP 上で監視ツールを完結できるので、良いのかなと思いました。

8
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
8
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?