はじめに
未経験からエンジニアとして入社し、現在3年目(実務経験約2年3ヶ月)の私が、AWSの全認定資格を取得した経験を基に、効率的な学習方法と攻略法をまとめました。
AWS資格取得を始めたきっかけ
同期の影響とクラウドへの興味
同期がAWS資格を取得することを知り、自分もAWSの勉強をしたいと思ったのが直接のきっかけでした。また、学生時代にAWSがAmazonの中で驚異的な売り上げを上げているという本を読んで、AWS自体に大きな興味を持っていました。
将来性への確信
クラウドは今後のIT業界でますます重要になる分野だと確信していました。この成長分野でしっかりとした技術基盤を築きたいと考えました。
実務経験の不足を補う戦略
実務でのAWS経験がゼロだった私にとって、資格取得は実際のAWS案件に参画できる技術力をアピールする手段でした。
キャリアアップへの強い意欲
未経験入社でITに対する実績が少なかった私は、AWS全資格取得によって自分のステータスを向上させ、より高難易度の作業やクラウドを活用した仕事に挑戦したいと考えました。
試験結果
取得した全13資格とその結果です。ご指示に基づき勉強期間を更新しました。
資格名 | 取得日 | スコア | 勉強期間 | 区分 |
---|---|---|---|---|
AWS Certified Cloud Practitioner | 2023年11月18日 | 806/1000 | 2週間 | Foundational |
AWS Certified Database - Specialty | 2024年4月29日 | 774/1000 | 2ヶ月 | Specialty |
AWS Certified Solutions Architect - Associate | 2024年10月24日 | 748/1000 | 1ヶ月 | Associate |
AWS Certified Security - Specialty | 2024年11月4日 | 802/1000 | 2週間 | Specialty |
AWS Certified Data Engineer - Associate | 2024年11月13日 | 780/1000 | 1週間 | Associate |
AWS Certified Advanced Networking - Specialty | 2025年3月1日 | 804/1000 | 2ヶ月 | Specialty |
AWS Certified SysOps Administrator - Associate | 2025年3月5日 | 758/1000 | 4日 | Associate |
AWS Certified Developer - Associate | 2025年3月9日 | 732/1000 | 4日 | Associate |
AWS Certified Machine Learning Engineer - Associate | 2025年3月14日 | 815/1000 | 5日 | Associate |
AWS Certified Machine Learning - Specialty | 2025年3月20日 | 833/1000 | 1週間 | Specialty |
AWS Certified Solutions Architect - Professional | 2025年6月8日 | 791/1000 | 1ヶ月 | Professional |
AWS Certified DevOps Engineer - Professional | 2025年6月29日 | 813/1000 | 3週間 | Professional |
AWS Certified AI Practitioner | 2025年7月14日 | 936/1000 | 勉強なし | Foundational |
勉強期間:1年目11月〜3年目7月(約1年8ヶ月) ※この期間中、AWS学習と並行して現場で使用する他の技術の勉強も行っていたため、AWS学習に専念していた期間と他の技術学習期間が混在しています。
取得資格の概要
Foundational(基礎レベル):2資格
- AWS Certified AI Practitioner
- AWS Certified Cloud Practitioner
Associate(アソシエイトレベル):5資格
- AWS Certified Solutions Architect - Associate
- AWS Certified Developer - Associate
- AWS Certified SysOps Administrator - Associate
- AWS Certified Data Engineer - Associate
- AWS Certified Machine Learning Engineer - Associate
Professional(プロフェッショナルレベル):2資格
- AWS Certified Solutions Architect - Professional
- AWS Certified DevOps Engineer - Professional
Specialty(専門分野レベル):4資格
- AWS Certified Database - Specialty
- AWS Certified Security - Specialty
- AWS Certified Machine Learning - Specialty
- AWS Certified Advanced Networking - Specialty
私なりのAWS認定「難易度ランキング」と「おすすめ受験順」
難易度ランキング(主観的評価)
AWS認定資格の難易度は、個人の経験や得意分野によって大きく異なりますが、ここでは私が実際に全資格を受験して感じた主観的な難易度を不等号で示します。(右に行くほど難易度が高くなります。)
[易]
(Cloud Practitioner, AI Practitioner)
<<
(Data Engineer - Associate, Machine Learning Engineer - Associate)
<
(Solutions Architect - Associate, Database - Specialty, Security - Specialty, Machine Learning - Specialty)
<
(Developer - Associate)
<<
(SysOps Administrator - Associate)
<
(Solutions Architect - Professional, DevOps Engineer - Professional)
<
(Advanced Networking - Specialty)
[難]
おすすめ受験順
全資格取得を目指す上で、私が考える最も効率的な学習ルートを図にしました。
ポイント: Step 3のSecurity
とNetworking
は、他の多くの資格の試験範囲と内容が重複するため、早めに取得しておくと、その後の学習効率が格段に上がります。
各資格の個別攻略法
Foundational
AWS Certified Cloud Practitioner
- AWSの基本的な知識が問われます。
- AWS公式が提供する「AWS Skill Builder」の**「AWS Cloud Practitioner Essentials」** という講座は、動画を交えて分かりやすく解説してくれているため、非常におすすめです。
- Skill Builderで提供されている模擬試験とセットで学習すれば、合格に十分近づけます。
- 最初のうちは手応えがないと感じても、意外と合格していることがあるので、気負いすぎずに挑戦してみるのが良いでしょう。
AWS Certified AI Practitioner
- AWS固有の知識よりも、AIに関する基本的な知識が広く問われる傾向にあります。
- G検定(ジェネラリスト検定)など、AIに関する他の資格学習経験があると、かなり有利に進められます。
- 試験の難易度自体は高くないため、問題集を繰り返し解く学習スタイルが有効です。私自身は「Cloud License」の問題集を活用しました。
Associate
AWS Certified Solutions Architect - Associate
- ネットワーク、ストレージ、コンピューティング、データベース、セキュリティ、コンテンツ配信、コスト最適化、モニタリング、運用など、非常に幅広い分野の知識が問われます。
- 私自身は参考書は購入せず、「Cloud License」の問題集を中心に学習しました。この問題集は解説が非常に詳しいため、分からない部分をしっかり読み込んで理解すれば、合格レベルに到達できます。
- もし問題集の解説を読んでも理解が難しい部分があれば、AWS公式の「Black Belt」や「ホワイトペーパー」、各種サービスの公式ドキュメントを読んで知識を補強するのがおすすめです。
- より実践的な学習をしたい場合は、AWS Skill Builderが提供しているゲームベースの学習ツール「AWS Cloud Quest: Solutions Architect」に取り組むと、楽しみながら実力を大幅に向上させることができるでしょう。
AWS Certified Developer - Associate
- Lambda, API Gateway, EventBridge, DynamoDB, Step Functions, AppSync, AWS SAM, CDK, X-Ray, Elastic Beanstalk, Secrets Manager, KMSなど、開発者向けのサービスが中心に出題されます。
- 特にLambdaとAPI Gatewayに関する問題が非常に多かった印象です。
- 現在は実技試験がないため比較的対策しやすいですが、各サービスのパラメータなど、かなり細かい知識が問われる点には注意が必要です。
- 英語の得意な方であれば、問題文の英単語から解答を推測できる場合もありますが、それだけに頼るのは危険です。
- 私自身は「CloudTech」で学習しましたが、本番ではあまり似た問題が出題されず、試験直後は不合格を覚悟したほどでした。問題集で見たことのない問題が出ても焦らない心構えが大切です。
AWS Certified SysOps Administrator - Associate
- Associateレベルの中では、個人的にダントツで最も難しいと感じた資格です。
- CloudWatch, CloudTrail, Config, バックアップ関連, ネットワーク関連, CloudFormation, Systems Manager, AWS CLI, Cost Explorer, リザーブドインスタンス, スポットインスタンス, IAM, KMS, Secrets Manager, Security Hubなど、運用に関する非常に幅広い知識が求められます。
- 各サービスの細かなパラメータや、Config・CLIの具体的なコマンドなど、暗記だけでは定着しにくい問題が多く出題されます。
- 資格勉強だけでなく、実際にAWSコンソールを触ったり、AWS CLIを叩いたりして「体で覚える」ハンズオン学習が合格への近道だと感じます。
- この資格も「CloudTech」で学習しましたが、本番では全く違う角度からの問題が多く、手応えは非常にありませんでした(結果的には合格していました)。
AWS Certified Data Engineer - Associate
- 個人的には簡単な資格だと感じました。
- ETLツールであるAWS GlueやLambda、Glue DataBrew、Athena、そして大規模データ処理サービスであるAmazon EMRが頻繁に問われます。
- 学習には「Cloud License」の問題集を使用しました。
AWS Certified Machine Learning Engineer - Associate
- 専門的なAIの知識がなくても、意外と合格できる資格です。
- SageMaker関連のサービスが中心ですが、特にJumpStart, Model Monitor, Pipelines, Endpointといった機能はしっかり押さえておく必要があります。
- その他、AWS GlueやKinesisもよく出題されました。
- AIの知識としては、「正規化」「過学習」「バイアス検出」など、基本的な用語を理解しておけば十分対応可能です。
- 学習には「Cloud License」の問題集を使用しました。
Professional
AWS Certified Solutions Architect - Professional
- 出題範囲はAssociateと似ていますが、とにかく問題文が長大です。3時間という試験時間内に全問解き切るのが難しいと言われる所以です。
- しかし、問われる知識レベルがAssociateから飛躍的に上がるわけではない、というのが個人的な感想です。
- Associateレベルで出題されなかったサービスとして、Route 53のフェイルオーバー、EKSやECSといったコンテナ関連、Application Migration Service (MGN)などが頻出します。
- 学習には「Cloud License」を使用しましたが、本番でも類似問題が多く出題されたため、問題集をしっかりやり込んでおけば合格は十分可能だと感じました。
AWS Certified DevOps Engineer - Professional
- 他のAWS資格とは少し毛色が異なり、CI/CDパイプラインに関連するサービスが中心に問われます。
- 特にCodePipeline, CodeCommit, CodeBuild, CodeDeployの「Code兄弟」に関する問題が非常に多いです。
- その他、CloudFormation, Lambda, Step Functions, ECS, EKSといったサービスや、Blue/Green Deploymentなどのデプロイ戦略、CloudTrailやConfigも問われます。
- 難易度自体はそこまで高くありませんが、他の資格ではあまり深く触れられないサービスが多いため、この資格専用の対策が必須です。
- 幸い、試験範囲はそこまで広くないので、的を絞って学習できます。私自身は「Cloud License」で対策しましたが、類似問題や同一問題も多く、非常に効果的でした。
Specialty
AWS Certified Advanced Networking - Specialty
- 個人的には最も難しい試験でした。問題文が長い上に、自身のネットワーク知識が浅かったこともあり、学習は非常に大変でした。
- Direct Connect, Site-to-Site VPN, VPC Peering, PrivateLinkなど、ネットワーク接続に関するサービスは当然のように問われます。
- 特に、オンプレミス環境とAWS、またはAWS環境間を接続するシナリオは頻出です。AWS公式のホワイトペーパー**「Building a Scalable and Secure Multi-VPC Network Infrastructure」** は必ず熟読しておくべきです。この内容を理解しているだけで解ける問題がかなりあります。
- 管理運用系としてVPC Flow Logs, Traffic Mirroring, Reachability Analyzer、セキュリティ系としてWAF, Shield, Network Firewallもよく出題されます。
- ロードバランサーではNLB, ALBに加え、この資格でしか見ないであろうGateway Load Balancer (GLB) も頻出なので要チェックです。
- 学習には「Cloud License」を使用しました。
AWS Certified Database - Specialty
- 出題のほとんどがRDSとDynamoDBで占められています。
- データベース移行に関するシナリオ問題が多く、DMS (Database Migration Service) とSCT (Schema Conversion Tool) の使い分けは頻出です。スナップショットからの復元など、他の移行手法との比較もしっかり押さえる必要があります。
- 運用監視やセキュリティに関する問題も出ますが、内容は他の資格と重複する部分が多いです。
- 学習には、以前はKindle Unlimitedで利用できた優れた問題集がありましたが、現在は利用できなくなっているようです。市販の参考書も試しましたが、あまり役に立たなかった印象です。
AWS Certified Machine Learning - Specialty
- 高度な機械学習の知識はそこまで求められません。
- SageMakerはもちろん、Comprehend, RekognitionといったAIサービス、AWS Batch, EMR, Kinesisなど、データ処理や分析に関連するサービスも幅広く問われます。
- 問われる機械学習の知識はG検定レベルで十分対応可能で、難易度は高くないと感じました。
- 学習には「Cloud License」を使用すれば、大丈夫です。
AWS Certified Security - Specialty
- この資格で問われる内容は、他の多くのAWS認定資格と重複するため、重点的に学習しておくと非常に効率が良いです。
- IAMとKMSは特に重要で、深く理解しておく必要があります。
- Organizations, Control Tower, SCP, Audit Manager, Config, S3 Object Lockといったガバナンス・コンプライアンス系のサービスも頻出です。
- GuardDuty, Security Hub, Inspector, Macie, Detectiveといったセキュリティサービス群の役割と連携を理解しておくことも必須です。
- 学習には「Cloud License」を使用しましたが、本番でも類似問題が多く、鉄板の対策方法だと感じました。
私を支えた学習戦略とツール活用術
学習スタイルと環境
- スキマ時間の徹底活用: 通勤電車の中や、ジムでエアロバイクを漕ぎながらなど、あらゆるスキマ時間を使ってスマホで問題集を解いていました。
- 集中できる環境の確保: 平日はスキマ時間、休日は家だと集中できないためカフェに移動して勉強時間を確保していました。
学習戦略の核心:問題集ファーストのアプローチ
- ハンズオンからの転換: 当初はハンズオン中心で学習していましたが、全資格取得を目指す上では時間がかかりすぎると判断。途中から「まず全資格を取得する」という目標に切り替え、問題集ベースの学習にシフトしました。
- 問題集で全体像を把握: まず問題集を解くことで、試験の全体像と出題範囲を把握します。
- 弱点をピンポイントで補強: 間違えた問題や理解が浅い分野に絞って、ハンズオンを実施したり、後述する情報源で知識を深掘りしたりすることで、効率的に学習を進めました。
- コンソールでの実践: ハンズオンを行う際は、AWS Skill Builderのようなサンドボックス環境よりも、実際のAWSコンソールを使うことを意識しました。その方が、IAMの権限など、より多くのことを考慮する必要があり、結果として深い学びにつながったと感じています。
各種学習ツールの徹底比較と活用法
📚 問題集サイト:Cloud License vs CloudTech
-
Cloud License(イチオシ):
- メリット: 圧倒的な問題数。本番で同じ問題や類似問題に遭遇する確率が非常に高いです。間違えた問題を復習する機能も使いやすいと感じました。
- デメリット: たまに解説が分かりにくい部分もあります。
- 総評: これをやり込んでおけば間違いない、という安心感があります。
-
CloudTech:
- メリット: AWSの構成図が豊富で、システムのイメージを掴みやすいです。
- デメリット: 問題数が少なく、本番での類似問題のヒット率が低い印象でした。
- 総評: 構成図を理解する補助的なツールとしては良いですが、メインの問題集としては心許ないかもしれません。
💻 Udemy
- 多くの問題集がありますが、品質は玉石混交です。中には問題や解答に誤りが多かったり、的を射ていない内容だったりするものもあるため、購入前にレビューをしっかり確認し、慎重に選ぶ必要があります。
📖 市販の参考書
- 個人的には、文章が分かりにくかったり、問題と解答が離れていて学習効率が悪かったりする印象です。また、付属の模擬試験は1回分程度で、合格に必要な問題演習量としては全く足りません。補助的に使うのは良いですが、必須ではないと感じました。
🎓 AWS Skill Builder
- 講義動画: 全ての資格に対して公式の講義動画がありますが、自分のペースで学習しにくく、受け身になりがちなので、個人的にはあまり活用しませんでした。
- 模擬試験: 公式だけあって、本番に近い質の高い問題が出題されます。しかし、問題数が少なく、これだけで対策を完結させるのは、特に私のような実務未経験者にとってはリスクが高いと感じました。
「わからない」を解決するための情報収集術
問題集の解説だけでは理解できない部分は、以下の方法で解決していました。
- 生成AIの活用: ChatGPT, Gemini, PerplexityといったAIに質問を投げかけ、多角的な解説を得ていました。
-
一次情報・信頼できる技術ブログ:
- AWS Black Belt / ホワイトペーパー: 公式の最も信頼できる詳細情報源です。
- DevelopersIO (クラスメソッド様): 実践的で分かりやすい記事が豊富です。
- サーバーワークス様ブログ: こちらも非常に質の高い技術情報が多く、参考にさせていただきました。
実務未経験からの全冠達成で得られた3つのメリット
1. キャリアの扉が開いた
これまで「AWS案件に挑戦したい」と希望を出しても、実務経験がないことを理由になかなかチャンスを得られませんでした。しかし、全資格を取得したことで社内での評価が変わり、ついにAWS案件へアサインされる見込みが立ちました(本当に嬉しい!)。資格が、今まで開かなかったキャリアの扉を開ける鍵となってくれたのです。
2. 市場価値の高い案件への挑戦権
ご存知の通り、クラウド案件の需要は日々高まっています。全資格を保有していることは、多様なクラウド案件に対応できるポテンシャルがあることの証明になります。これにより、より市場価値の高い案件にチャレンジできる土俵に立つことができたと感じています。
3. AWSに留まらない「周辺知識」の習得
AWSの学習は、クラウドだけの知識に留まりませんでした。ネットワーク、セキュリティ、機械学習、そしてインフラを扱う上で必須となるLinuxの知識など、幅広い技術領域に触れる良い機会となりました。結果として、エンジニアとしての基礎体力が格段に向上したと実感しています。
おわりに - 資格はゴールではなく、スタートライン
AWS認定全資格取得という大きな目標を達成しましたが、正直なところ、今の私が「AWSを完全に理解し、使いこなせるか」と問われれば、答えは「いいえ」です。資格はあくまで知識の証明であり、実務経験はまだゼロ。本当の挑戦はここから始まります。
現場に出れば、「全資格を持っているのに、なぜできないんだ?」という厳しい視線に晒されることもあるでしょう。資格で得た知識だけでは解決できない問題に、何度もぶつかるはずです。
しかし、それでも私は進み続けます。壁にぶつかった時、この1年8ヶ月で培った知識の引き出しが、きっと解決への糸口を見つける助けになると信じています。プレッシャーを力に変え、粘り強く学び続けることで、必ず道は開けると確信しています。
また、クラウドの世界はAWSだけではありません。AzureやGCP、Oracle Cloudの案件も増えています。特に、AWSがAnthropic、MicrosoftがOpenAI、そしてGoogleがGeminiと、各社が強力な生成AIと連携を深める今、クラウド業界の勢力図は大きく変わる可能性があります。この変化の激しい時代を生き抜くために、AWSに留まらず、他のクラウド技術も貪欲に吸収し、マルチクラウドに対応できるエンジニアを目指します。
その第一歩として、これまでは参加できていなかったAWSのコミュニティにも積極的に顔を出し、知見を広げていきたいです。そして、Xでの情報収集などを通じて、常に最新の技術動向をキャッチアップし、時代に取り残されるのではなく、時代をリードするようなエンジニアになるのが私の新たな目標です。
この長い道のりを、これからも楽しみながら進んでいきたいと思います。