0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

Paper Plane xUIAdvent Calendar 2016

Day 2

Paper Plane xUI(PPx)のListFileについて

Last updated at Posted at 2016-12-02

この記事では仮想ディレクトリとして取扱えるListFileを紹介します。

ListFileとは?

公式HELPからの引用です。

先頭に「;ListFile」の一行があるテキストファイルは、その中身を仮想ディレクトリとして取扱うことができます。
また、パスの末尾に「::listfile」が付いているときは、「;ListFile」が無くても仮想ディレクトリとして取扱うことができます。

中に「;」で始まるメタ情報が書かれたテキストファイルで、複数のエントリー情報をこのファイルにまとめる事が出来ます、ファイル/ディレクトリのブックマークという基本的な事や、findコマンドの標準出力をListFileとして吐き出し、エントリー1 として操作するpecoコマンドのような事も出来ます。
(peco代わりの活用法は改めて別記事として書きます)

また、ファイル/ディレクトリ以外にも文字列であれば良いので、スクリプトで拡張して様々な活用が出来る機能となっています。

ListFileのファイルフォーマット

フォーマットはシンプルです、テキストに幾つかのメタ情報が書かれているだけです。
以下のような内容が書かれたListFileの場合

;ListFile
;Base=C:\Users\taro\Desktop
;MyMetaData1=メメタァ
hoge.txt
foo.txt
hello world

開くとも、下記のようになります

listfile.png

「;ListFile」と「;Base」は公式のメタデータですが、独自メタデータも先頭に「;」を付ければ追加する事が出来ます、スクリプトなどで欲しいと思った時にこのメタデータを情報の仮置き場としても利用できます。

また、「hello world」のように単なる文字列もエントリーとして扱えますが、ファイルとして存在しないのでファイル操作系は失敗します、「hoge.txt」や「foo.txt」等の実際に存在するファイルはListFile上でもシームレスにファイルとして扱えます、ただし実際のファイルと内容の同期は自動でされないので、すでにListFile内のエントリーのファイルは存在してないって事もあります、その時はListFileを更新してあげましょう。

終わりに

ListFileは大変便利な機能です、PPxでもWhere is(組み込みの検索機能)でListFileが使われてたりします。
オーソドックスなブックマークとしてだけではなく、GitやLinuxコマンドとの連携にListFileを利用したりも出来ます、それらの例はこの記事以降で紹介したいと思います。

  1. PPx上で操作できファイル/ディレクトリ1つ1つをエントリーと呼びます。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?