最近「何かプログラミングで作りたいけど、面白いデータがない...」と思ったことはありませんか?
実は、無料で使える公共APIがたくさんあるんです!
今回はそんな公共APIの魅力と、次回詳しく解説する「ミラサポplus API」について簡単に紹介します。
公共APIって何がいいの?
プログラミング学習で「ToDoアプリ」や「メモアプリ」は作ったけど、もっと実践的なものに挑戦したい...そんな方におすすめなのが公共APIです。
公共APIの魅力はこんなところ:
- 無料で使えるものが多い
- 実際のデータが扱える
- 社会的意義のあるプロジェクトに挑戦できる
- ポートフォリオに役立つ
日本の公共API、実はけっこうある!
日本でも、国や自治体、公的機関が提供するAPIは増えています。代表的なものをいくつか紹介します:
1. e-Stat API
総務省統計局が提供する日本の統計データ。人口統計から経済指標まで様々なデータが取得できます。
# e-Stat APIの呼び出し例
import requests
url = "https://api.e-stat.go.jp/rest/3.0/app/json/getStatsData"
params = {
"appId": "あなたのアプリケーションID",
"statsDataId": "0003348423", # 住民基本台帳人口移動報告
"cdCat01": "000",
"cdArea": "00000"
}
response = requests.get(url, params=params)
data = response.json()
print(data)
2. 気象庁API
気象庁が提供する天気予報や警報のデータが取得できます。
3. 国立国会図書館サーチAPI
書籍情報や所蔵情報を検索できるAPIです。
その他のAPIは以下をご覧ください。
行政API情報一覧
次回紹介!中小企業庁「ミラサポplus API」が熱い!
そして、次回の記事で詳しく解説するのが中小企業庁の「ミラサポplus API」です。
ミラサポplusとは、中小企業・小規模事業者向けの支援サイトで、そのAPIを使うと中小企業の成功事例に関するデータが取得できます。
どんなことができるか、ちょっとだけお見せしましょう
curl -X GET "https://mirasapo-plus.go.jp/jirei-api/case_studies?keywords=デジタル化&limit=3" \
-H "Accept: application/json"
この呼び出しで、「デジタル化」に関する中小企業の事例データが取得できます。
5月に公開予定の次回記事では、このミラサポplus APIを使って
- 全ての事例データを取得する方法
- PostgreSQLデータベースに保存する仕組み
- Docker環境の構築方法
- データ分析の基礎
など、実践的な内容を解説します!
「APIからデータを取得して分析する」という実務でもよく使うスキルが身につく内容になっていますので、ぜひお楽しみに!
まとめ
- 公共APIは無料で実践的なプログラミング経験が積める宝庫
- 日本にも様々な公共APIがある
- 次回5月には「ミラサポplus API」を使った実践的な記事を公開予定
初心者からステップアップしたい方、ポートフォリオ作りに悩んでいる方、実データを使った分析に興味がある方...次回の記事をお見逃しなく!