ついにChatGPTのGPT-4oが無料で使えるようになりました!
今回の変更により、無料プランでも制限付きでGPT-4oを利用できるようになりました。
この記事では、その詳細とメリットについて解説します。
これにあたって公式サイトの料金表の記載が変更されていました。
無料プランを日本語に訳すと
✅文章作成、問題解決などの支援
✅GPT-3.5へのアクセス
✅GPT-4oへのアクセス制限
✅データ分析、ファイルのアップロード、ビジョン、Web ブラウジング、カスタム GPT へのアクセスが制限されています
今回の変更で無料プランのメリットは以下の通りです
- GPT-4oが使えること
- ファイルのアップロード
これにより、最新のLLM(大規模言語)モデルを利用でき、ファイルをアップロードしてChatGPTがその内容を読み解き、プロンプトと掛け合わせて回答をもらえます。
今回の変更で、最近のChatGPTの新機能を含め低頻度利用ユーザは無料プランに変更し、
月20$、約3,000円を節約することが考えられます。
アメリカでは「ChatGPT PLUS(有料版)にお金を払う必要があるのか」というメディアの記事が出ているくらいです。
有料プランのメリットは何か?
無料プランでも幅広い用途が可能になりましたが、課金ユーザにも以下のメリットがあります
- カスタムGPTの作成
- DALL-Eで画像作成
- プロンプト数の上限アップ
- 音声モードへの早期アクセス(予定)
- 新機能への優先アクセス
一番大きいメリットは、数週間後にリリースが予定されている音声モードへの早期アクセスではないでしょうか。
先日のOpenAI社がSpring Updateイベントで、課金ユーザに対してGPT-5の初期バージョンの提供や音声モード以外の新機能の独占アクセスがあるかもしれないと発表がありました。
結論:どのプランを選ぶべきか?
ChatGPTの無料版でも多機能の利用が可能になりました。これはChatGPTのユーザを増やすことが目的だと思います。
世の中に様々な生成AIツールがありますが、使用している人はほとんどいないようです。オックスフォード大学とロイター研究所が6カ国1万2000人以上を対象に行った調査では、AIの誇大宣伝が現時点では現実世界での使用にほとんど浸透していないことが明らかになりました。
ChatGPT、Google Gemini、Microsoft Copilotなどの生成AIツールを使用したことがある人の中でも、大多数が「1、2回」しか使用していないと答えています。最もよく知られているAIツールであるChatGPTを日常的に使用していると答えたのは、ごく少数(米国7%、英国2%)でした。
回答者のかなりの割合(米国47%、英国42%)が ChatGPTについて聞いたことがなく、他のAIアプリではこの数字がはるかに高かったです。しかし、ChatGPTに次いで最も認知されているツールは、Google Gemini、Microsoft Copilot、Snapchat My AI、Meta AI、Bing AI、YouChatでした。
また、Meta AIやGoogle GeminiなどのChatGPTのライバルは無料で使用でき、同じプレミアムツールの多くを無料で提供しています。無料のAIでさえ人々に使ってもらうのが大変なのに、有料の壁が立ちはだかれば、さらに難しくなることは間違いないでしょう。
課金ユーザは無料プランでも問題なさそうであれば解約し、
ChatGPTを使ったことない人は無料プランで登録して、最新のGPT-4oを使用してみてください!
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