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Theiaを入れてみた

Last updated at Posted at 2019-11-08

iPadを使ったプログラミング環境を構築しつつあります。クラウドのサーバ(Ubuntu)にSSHでつないで。。。
iPadでもよいSSHターミナルアプリがあって:relaxed:と思いきや。。。
Webで調べながら作業しているとSSHターミナルアプリはバックグラウンドになりまして、するとiPadだと切れてしまうこともままあるわけです。:frowning2:
tmuxでセッションを維持するようにはしているのですが、いちいちログインし直すのもなぁ。。。
というわけで、ブラウザで使える、どうせならIDEを入れてしまおう、と思い立ったわけです。

Theiaを入れてみた

Ubuntu環境でWebサーバを立てて、そこで動作するWebアプリとして使えるものはないかと探してみたのですが。。。
今のところは、Theia一択でした(当社調べ)。
TheiaはNode.js上で動作するアプリケーションで、Eclipse public licenseです。それでは入れてみましょう。

いざ

手順はこちらに記載されています。
実はここに記載されている通りに実施して「はい終了」なのですが、ほんの少しあった、手順の中の注意点を記載します。

  1. Nodeのversion 10をインストール。version 10です!
  2. Theiaをインストールするディレクトリを作って、そこにpackage.jsonを作成します。
  3. ビルド。yarn theia buildは結構時間がかかりました。なので、
yarn theia build &
top

としてしばし待つのがお勧めです。
4. 完了!

動かし方(でも注意!)

ワークスペース(作業場所ディレクトリ)を指定できますので、何か適当に作ってそこを引数として指定します。ファイル選択はそのディレクトリが起点になりますが、上位に移動できますので、あくまでも便利というだけです。例えばこんな感じ。

yarn theia start ~/workspace —hostname example.com —port 8080

これで起動したサーバにブラウザでhttp://example.com:8080などとするとTheiaが使えます。ターミナル機能もあるので、ファイル編集はもちろん、CUIの操作も可能です。って、ちょっと待った!
このままでは認証とか特にありませんので、導入したサーバが外部からアクセス可能だったら、ログイン操作なしで誰でも使えてしまいます!
そこで、Apacheにリバースプロキシを設定して、TheiaをApache経由でアクセスするように配置します(他にも方法はありそうですが、単に私の慣れている方法ということで)。

そのときのお話はまたの機会に。

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