Swift のマクロ機能で作る、ディープリンク enum 自動生成ツール「URLPattern」

概要

URLディープリンクは、現在ほとんどのサービスで広く使用されている基本的な技術です。しかし、Swift環境でディープリンクを実装するには、通常、URLパスの直接操作や正規表現の使用が必要になります。

// 従来の手法：手動でURLを処理
let paths = url.pathComponents

if paths.count == 2 && paths[1] == "home" {
  // ホームを処理
} else let match = try? url.path.firstMatch(of: /\/posts\/([^\/]+)$/) {
  // 投稿を処理
}

このような方法では、コードの可読性や拡張性が低下し、特に不正なパターンをコンパイル時に検出することができません。

URLPattern はこれらの問題を解決し、コンパイル時のURL検証と値のマッピングを提供します：

@URLPattern
enum DeepLink {
  @URLPath("/home")
  case home

  @URLPath("/posts/{postId}")
  case post(postId: String)

  @URLPath("/posts/{postId}/comments/{commentId}")
  case postComment(postId: String, commentId: String)
}

主な特徴

✅ URLパターンをコンパイル時に検証
🔍 URLパラメータと列挙型ケースの正しいマッピングを保証
🛠️ String、Int、Float、Double のパラメータ型に対応

GitHubでチェック：URLPattern