はじめに
ある日、WindowsからWSLのUbuntuにフォルダを移したらファイルのあらゆる場所に「Zone.Identifier」の拡張子のついたファイルが自動で作成されてしまった。1ファイル1ファイル消去するのは非常にめんどくさいので、一括で削除する方法を備忘録として残しておく。
そもそも「Zone.Identifier」って何?
Windowsがインターネットからダウンロードされたファイルやネットワーク経由で取得したファイルに対して作成するメタデータみたいだ。ファイルが外部から来たものだと識別するための情報を含んでいるらしい。
なぜできたのか?
Windows上からWSLのUbuntu環境にファイルを移動すると、Windowsはそのファイルがインターネット経由で取得された可能性があると判断し、セキュリティ目的でZone.Identifierファイルを自動で生成されるっぽい。これにより、WindowsのSmartScreenフィルタや他のセキュリティ機能が、未知の出所のファイルについて警告を表示できるようになると調べたら載っていた。
削除してもいいのか?
Zone.Identifierファイルを削除しても問題ない。
WSL環境で動作させる上では問題なく、セキュリティ上のリスクも関係ないため大丈夫そう。
一括削除方法
find ./ -type f -name '*:Zone.Identifier' -exec rm {} \;
上記コマンドを削除したいディレクトリまで移動して叩くだけで完了する。
終わりに
んん~なるほど。
色々あるなやはりWindows・・・