Excelを編集しながら、Webベースの業務アプリが作成できるというForguncyというサービスを見つけたので、紹介したいと思います。
Forguncyとは
日本におけるExcelユーザーは、ものすごく多いです。
Excelさえ扱えれば事務作業は大体こなせるかと思います。
そんなExcelを扱えるけど、システム構築のスキルはないという業務担当者が簡単にシステムを構築できるようにしたのが、このForguncyです。
Forguncyの名前の由来は、「方眼紙」からきているそうです。
「Excel方眼紙」のマス目から、Excelでフォームを作るのと同じ感覚で、プログラミングの知識がなくてもWebアプリケーションを作成できるようにと開発されたそうです。
実際に業務に携わっている担当者(Excelを扱える人)が、
自分の好きなように業務アプリを作成できるというのが大きな強みだと思います。
Excelライクなインタフェース
Forguncy Builderというツールを使って、Excelで帳簿を作成するように、画面設計が可能です。
セルの書式設定、数式、Excel関数、データの入力規則、グラフといったExcelの機能がそのまま使え、
画面の設計もExcelを編集する感覚で簡単にできるようです。
Forguncyであらかじめ用意されているテンプレートを用いることも可能です。
ノンプログラミングで業務アプリを作成
Excelさえ扱えれば、プログラミング経験のない方でも、簡単に業務アプリを作成することができるそうです。
ボタンをクリックした時に動作などをGUIで指定できるようです。
Excelでおなじみの関数(SUM, VLOOKUPなど)も使用可能であり、Webアプリ化した後も、条件による抽出、集計作業も簡単に行えます。
そのほかにできること
- 承認ワークフロー
- Excelファイル、PDF出力
- Excelファイル取り込み
- メール送信
- 外部データベースとの連携（これによって、既存システムとの連携も可能）
これだけ見ると、業務アプリに必要な機能はほぼ備わっていると思います。
一般的な業務アプリであれば、Forguncyで賄えるようです。
参考サイト
https://www.forguncy.com/
http://www.grapecity.com/tools/aboutus/newsreleasedetail/186