概要
クラウドに環境を持たなくても良い時代になったらしいので、ローカル完結のLinux環境をサクッと構築した。
WSL(Windows Subsystem for Linux)の有効化
コントロールパネルから適当に辿るか、適当に検索して「Windowsの機能の有効化または無効化」を開く。
「Windows Subsystem for Linux」を有効にして再起動したら、Microsoft Store に行って Linux ディストリビューションを検索。特に拘りがなければ、検索結果から Ubuntu を選んでインストールするだけ。
ターミナルの準備
今回は前から気になっていた Hyper TM をターミナルとして使う。
https://hyper.is/
本家からダウンロードしてインストールするだけで準備は完了という手軽さ。
Hyper の設定
普通に設定しても良いけど、折角なので WSL 経由で設定を実施する。
とりあえず、インストールした Ubuntu を起動し、指示に従ってデフォルトユーザーを設定したら、Windows 側のログインユーザーのホームディレクトリを確認する。
特に手を加えていなければ、Cドライブ下にあるはず。
$ ls /mnt/c/Users/${user_name}/.hyper.js
設定ファイルが見つかったら、そのまま編集。ついでに、試したいと思っていたプラグインも放り込む。
$ vi /mnt/c/Users/${user_name}/.hyper.js
~~~
module.exports = {
config: {
~~~
fontSize: 17,
~~~
fontFamily: '"YOzFontNF", Menlo, "DejaVu Sans Mono", Consolas, "Lucida Console", monospace',
~~~
cursorBlink: true, // まあ、カーソルは点滅して欲しい
~~~
shell: 'c:\\Windows\\System32\\wsl.exe', // WSL のクライアントを Hyper にするための根幹
~~~
shellArgs: ['~'], // 起動時カレントディレクトリをユーザーのホームに
~~~
// pokemon setting (プラグイン用)
pokemon: 'random',
pokecursor: false,
pokemonSyntax: 'dark',
unibody: false,
poketab: true,
// pokemon setting end
~~~
opacity: { // プラグイン用
focus: 0.95,
blur: 0.4,
},
~~~
}
~~~
plugins: [
'hyper-pokemon',
'hyper-opacity',
'hyperlinks',
'hyper-search',
],
~~~
Hyper を再起動したら、ゴキゲンな Linux 環境が大体できあがっている。
YOzFontについてはこちら
Ansible でセットアップ
自分好みの設定を Shell ガリガリ叩かせて自動反映。
https://github.com/wing-tail/basic_setting
(実行環境:Ubuntu 18.04 LTS)
Ansible の設定が完了したら、Hyper を再起動する。
最終結果
参考
https://matcha-choco010.net/2018/06/30/wsl%E3%81%A8hyper%E3%82%92%E5%88%A9%E7%94%A8%E3%81%97%E3%81%9F%E7%92%B0%E5%A2%83%E3%82%92%E6%95%B4%E3%81%88%E3%82%8B/
https://qiita.com/Ted-HM/items/10b452e434b24d938877
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1806/28/news043.html
https://ja.tech.jar.jp/misc/wsl.html